シグマ・セブン
しぐませぶん
1987年、東京俳優生活協同組合から独立した一部のスタッフや声優・ナレーターを中心に設立。ナレーション業でもよく知られている人物が多数在籍している。
数多くのアニメ作品の主演や番組ナレーション等で活躍する実力派・硬派な声優が多いため、大手事務所の一つとして高く評価されている。
…のだが、声優アワード自体が闇や陰謀、大人の事情があることで有名なせいか、賞レースには非協力的であることで有名な事務所。そのため、声優アワードにも演技(主演賞・助演賞・新人賞等)で受賞された声優が未だ一人もいないことからも色々と察せられる。受賞歴があるのは水樹奈々(第2回・歌唱賞、第3回・富山敬賞/現在は退所)と安元洋貴(第15回・パーソナリティ賞)のみだが、いずれの賞も声優の演技とは関係ない賞である(なお、元所属者の中村悠一はINTENTION移籍後に助演男優賞(第16回)とMVS(第18回)をそれぞれ受賞している)。
ただし、声優アワード以外には比較的寛容であり、長寿声優ラジオ『ノン子とのび太のアニメスクランブル』内のアニメグランプリでは、中村悠一と井上麻里奈がそれぞれ主演男優賞・主演女優賞を受賞している。
また水樹奈々が天皇陛下や皇族が出席する国体や宮内庁主催の奉祝まつりには出席する等、関係者からは「シグマ・セブンは別な形で偉業を成し遂げている」と評価されている。
上記の井上麻里奈や水樹奈々(退所)を含め、なぜか1月生まれの女性声優が多い。
※2024年8月現在。
男性
かつて芸能プロダクションを行っていた「Doaプロダクション」からの移籍者とシグマ・セブンオーディションの合格者などが所属している。
主な元所属声優
離籍者
男性
田丸篤志(シグマ・セブン正式所属⇒マウスプロモーション)
千葉翔也(シグマ・セブン正式所属へ昇格⇒トイズファクトリー)
南雲大輔(シグマ・セブン正式所属へ昇格)
女性
石原夏織(シグマ・セブン正式所属⇒スタイルキューブ復帰)
市ノ瀬加那(シグマ・セブン正式所属へ昇格)
大亀あすか(シグマ・セブン正式所属へ昇格)
小倉唯(シグマ・セブン正式所属⇒クレアボイス⇒フリーランス⇒ジャストプロ⇒アトミックモンキー)
工藤晴香(⇒フリーランス⇒エースクルー・エンタテインメント)
瀬戸麻沙美(シグマ・セブン正式所属昇格⇒StarCrew)
西明日香(シグマ・セブン正式所属へ昇格)
日野まり(シグマ・セブン正式所属へ昇格)
渕上舞(⇒フリーランス⇒インクストゥエンター(2014年7月より同会社の俳優・声優部門「m&i」所属扱い))
宮下早紀(⇒フリーランス⇒東京俳優生活協同組合)
森永千才(⇒フリーランス⇒ステイラック⇒tomorrow jam)
渡部紗弓(シグマ・セブン正式所属へ昇格)
田中ちえ美(⇒ステイラック)
竹尾歩美(シグマ・セブン正式所属へ昇格後、2021年引退)