概要
1974年、江崎加子男(退社、現在はアーツビジョングループの運営に携わっている)により、江崎プロダクションとして創設される。2000年に現社名に変更。吹き替え、特に海外ドラマに強い事務所、と昔は言われていたが、以前ほどは目立たない。ただ、新劇出身者の比率が高いこともあり、吹き替えで主役を張れる声優も脇を固める声優も男女ともに揃っている。
旧社名は創業者の江崎氏にちなむ。現社名の「マウス」は創業者の干支にちなんでおり(というのは建前で、本当は某所属声優が演じている電気ねずみではないかする説もまことしやかに囁かれている)、マスコットもネズミだが、英名表記はmouseではなく、MAUSUと日本語書きである。声優事務所なのでmouth(口)にも引っかけている、という話も改名当時あったような。
江崎の退社後、納谷六朗の妻が代表を務めていたが、2014年に死去。
その後は納谷夫妻の息子の納谷僚介が代表を務めていたが、後に離任(2020年現在は同社から独立した音響制作会社スタジオマウスの代表取締役を務めるとともに、自ら音響監督業も行っている)。
主な所属声優
※2024年8月現時点での在籍が確認され、百科事典内で単独記事のある人物を記載。
男性
あ~か行
市来光弘、伊藤健太郎、井上雄貴、伊丸岡篤、岩中睦樹、遠藤大輔、大川透、大塚明夫、大泊貴揮、大野智敬、小形満、小野塚貴志、河西健吾、木島隆一、菊本平、楠見尚己、小上裕通、金野潤
さ~な行
坂巻学、新垣樽助、関口英司、高塚智人、高橋英則、田丸篤志、てらそままさき、永野善一、中村太亮、中村俊洋、西谷亮
は~わ行
浜田賢二、ふくまつ進紗、古田一紀、星野佑典、堀井茶渡、松本忍、村上聡、村上裕哉、茂木たかまさ、森田順平、森永彩斗、柳晃平、山本趣宇
女性
あ~か行
愛原ありさ、五十嵐裕美、大谷育江、大野柚布子、大橋歩夕、岡村明美、加隈亜衣、亀井芳子、菅野真衣、喜田あゆ美、久保田梨沙、桑原由気、小島幸子
さ~な行
佐藤あずさ、芝崎典子、清水彩香、白砂沙帆、杉山里穂、陶山恵実里、関口理咲、高井舞香、高田憂希、田中杏沙、田中貴子、谷育子、谷井あすか、辻あゆみ、中恵光城、中島唯、中田彩理沙、中臣真菜、中村桜
は~わ行
秦佐和子、春瀬なつみ、氷上恭子、藤田美羽、古木のぞみ、増田ゆき、松浦チエ、松嵜麗、村瀬迪与、森田涼花、森なな子、森永理科、森谷里美、柳原かなこ、湯浅かえで、吉田聖子、渡辺優里奈
主な元所属声優
男性
離籍者(五十音順)
上田燿司(⇒ミディアルタ・エンタテインメントワークス⇒アミュレート)
岸祐二(⇒フリーランス⇒キューブ)
黒田崇矢(⇒ウォーターオリオン⇒81プロデュース⇒フリーランス⇒アクセルワン)
鈴木正和(⇒アクセント)
高瀬右光(⇒アクセント)
坪井智浩(⇒81プロデュース)
坂東尚樹(⇒リベルタ⇒ALBA⇒プロダクション・エース)
細谷佳正(⇒フリーランス)
真殿光昭(⇒青二プロダクション)
幹本雄之(⇒賢プロダクション⇒九プロダクション⇒オフィスワット⇒アーツビジョン)
水谷直樹(⇒フリーランス⇒ワンダースペース)
矢薙直樹(⇒東京俳優生活協同組合⇒イエローテイル⇒トリトリオフィス⇒プロ・フィット⇒フリー・マーチ代表)
渡辺英雄(⇒リベルタ)
物故者・引退者(没年・最終活動年順)
※在籍中に死去した人物のみ記載。
納谷六朗(2014年死去)
中庸助(2023年死去)
女性
離籍者(五十音順)
浅井清己(⇒ディーカラー)
岡本茉利(⇒フリーランス⇒ALBA⇒81プロデュース)
小野涼子(⇒フリーランス⇒ピアレスガーベラ⇒フリーランス⇒パワー・ライズ)
楠見藍子(⇒フリーランス⇒プロダクション・エース)
小池亜希子(⇒アーツビジョン)
神代知衣(⇒ぷろだくしょんバオバブ⇒81プロデュース)
幸田直子(⇒ムーブマン⇒リマックス)
高野麻里佳(⇒青二プロダクション)
小暮英麻(⇒TABプロダクション⇒フリーランス)
小林希唯(⇒81プロデュース)
斎藤恵理(⇒アクセント)
定岡小百合(⇒プロダクション・エース)
沢城みゆき(⇒青二プロダクション)
設楽麻美(⇒プロダクション・エース)
世戸さおり(⇒フリーランス)
高森奈緒(⇒プロダクション・エース⇒フリーランス)
たなか久美(⇒フリーランス⇒ムーブマン)
津村まこと(⇒ディーカラー⇒アクセント⇒青二プロダクション)
巴菁子(⇒81プロデュース)
西田望見(⇒フリーランス)
弥永和子(⇒81プロデュースへ移籍後、2014年死去)
よのひかり(⇒B-Box⇒スクールバーズを経てフリー転向後、2020年死去)
物故者・引退者(没年・最終活動年順)
近藤玲子(2007年死去)
田中敦子(2024年死去)
岡田栄美(2020年代初頭引退)
齋藤小浪(2024年引退)