CV:浜田賢二
概要
「モメール」という名前の由来はおそらく喧嘩の原因となる「揉める」から。自身の口癖も、「モメモメ~」と、「揉める」からとられている。
クイーンミラージュと同様、肩書と名前がつながっているので注意。
外見
容姿は青髭に口紅、そしてオネェ口調といかにもな人物であり、前作のこの時期に活動していた敵幹部リーヴァを連想した視聴者も多いだろう。
一方で、彼(?)が登場して早々「30分前に登場するドリアンなのにスキンヘッドでパティシエなオカマ」と比較され「まだドリアンライダーの方がマシ」「日曜の朝はゆうゆうに癒やされたいのに逆に胸焼けがする」「もうブラーボにドリノコで切り刻まれろ」などと、(前作の人と一括りで)存在を煙たがる視聴者も少なくない。
しかし、第15話のブルースカイ王国編のような既存幹部の使い回しではない事に安心した視聴者も少なからず存在する。
性格
そのイロモノな容姿とは裏腹に「他人が喧嘩する」こと、つまり憎み合うことを好んでいる。
「皆が憎みあう冷たい世界」を作ることを目的とし、チーム間の喧嘩を煽ってチームプレイを乱す戦法をとるなかなかの悪党。
アロ~ハプリキュアに対してはいつでもトドメを刺せる立場にいながら、あえてそれをせずにじわじわと痛め続けて二人に無力感を徹底的に植え付けた。
それによって心が折れかけた姉妹は無力感の責任を自分だけでなくパートナーにもかぶせるようになり、常に喧嘩が絶えない険悪な関係になってしまっていた。
彼の性格について、争いごとを嫌うキュアハニーこと大森ゆうこは28話で「いろいろなものを凍らせていくうちに心が冷たくなった」と評している。
能力
彼が作り出したサイアークはマフラーが薄紫色で、世界への浸食能力は「周囲の世界を氷漬けにする」というもの。
ハワイ防衛を担当する「アロ~ハプリキュア」には連勝し続けており、作中で初登場した28話では既にハワイの半分を極寒の氷の世界に変えていた。
なお、モメールが作り出したサイアークがハワイを氷の世界に変えていく様子は第2話ですでに描かれている。
今後の行方
再登場があるかどうかは不明だったが展開によってはぴかりが丘に派遣された場合、チーム内恋愛関係がわりとややこしい「ハピネスチャージプリキュア」にとっては彼のやり方は大きな試練となるかも知れなかった。
幻影帝国が崩壊した44話時点の消息は不明。40話のプリキュアウィークリーでは、世界中の幻影帝国の侵略をプリキュアたちが取り戻したと報じられており、45話ではいおなが「幻影帝国の幹部は全員浄化されて残っていないはず」と言及していたので、アロ~ハプリキュアの活躍によって既に敗北し浄化されている可能性も高い。
結局最終回まで再登場することはなかった。つまり28話限定のゲスト幹部である。
三幹部は最後に元の人間の姿に戻っていたので、彼もまた元の人間に戻ったと思われるが、どういった人間なのかなど詳細は不明。
雑記
男なのにマダム
ちなみに、マダムとは既婚女性に対して使う敬称だが、何故男である彼の名前にこの単語が使われているのかは不明。
中の人について
演じた浜田賢二氏は今作に於いてプリキュアシリーズ初出演。
浜田氏は6年後のヒーリングっど♥プリキュアでは花寺のどか達の担任・円山先生とゲストキャラクターの蜂須賀先生役で2度目の出演を果たしている。
関連イラスト
※こんなシーン実際にはありません。
関連タグ
リーヴァ:マダム・モメールと同じくオネェの敵幹部
キューティーマダム:前作におけるマダム繋がり(ただしこちらは女性)
ローズマリー:オネエ繋がりの後輩。但しこちらは味方サイド。