ポイズニー
ぽいずにー
「この世の中で大事なのはね、知力、体力、そして何より、経験よ。修羅場をくぐった経験を重ねて初めて大人になれるの。運と度胸だけじゃ絶対に大人には勝てない。つまりあんた達がこのあたしに勝てる根拠も理由もひとつもないのよ」
「力を伴わない正義は悪にも劣る!」
容姿
ドツクゾーンの幹部特有の尖った耳(所謂エルフ耳)に白い肌と赤色のロングヘアが特徴。
身体のラインがくっきり出る黒のボディスーツに短めのマント姿と女児向けにしてはかなり攻めた格好をしており、つり目なのも相まってSMの女王様を思わせる。ある意味この手のヴィランらしいとも言えるか。
性格
ゲキドラーゴが倒された後の第12話から、プリズムストーンを奪うべくプリキュアと対峙する。
普段は色っぽい猫なで声だが、キレるとだみ声になる怖いお姉さんになる。また狡猾で非情な性格をしており、無関係な人にまで襲いかかるなどピーサードのやっている事がかわいく見える。
その手法ゆえなぎさとほのかから「卑怯者」と糾弾された事もあるが、自身は「策略家」と称している。
弟のキリヤとは軽口を叩き合うこともあるが、ほのかに情が沸いているキリヤを気にかけるなど姉弟仲は険悪ではない模様。
また、駅前で変装を忘れてキリヤと会話したせいで人々の注目を集めてしまったり、戸棚に隠れていたところを偶然なぎさに開けられて見つかってしまったりとドジでお茶目な一面もある。
戦闘能力
戦闘では手から衝撃波を放ち、それだけでなく髪を操って攻撃を仕掛け、果ては指ぱっちんによって超常現象を起こすこともできる。
さらに、変身能力を得意としており、ピーサードとは異なり老若男女に化け、更に声まで完全に変えることができる。果ては犬にまで化けることができるので、初見では見破るのは困難だろう。
変身は以下のとおりである。
- チョコレート売りのお姉さん
第12話に登場。
チョコレート好きのなぎさに接触し、メップルを奪取する。なぎさはチョコレートに夢中になっていたせいで、家に帰るまでメップルが奪われたことに気づかなかった。
- 老婆
第12話に登場。
「自分もほのかと同じくらいの孫がいる」とほのかに話しかけ、彼女の信用を得ることに成功する。しかし、ほのかの祖母の雪城さなえには「本物のおばあちゃんではない」事を見破られてしまった。おばあちゃますげぇ。
- 犬
第13話に登場。本当にただの犬。
この姿でキリヤに話しかけ、マジで彼を困惑させた。
- 旅館の従業員
第15話に登場。
- 船頭
第15話に登場。
なぎさとほのかをひびき島に送り、ザケンナーと交戦させる。
- 占い師
第16話に登場。珍しくラフな変装。
小田島友華の影にザケンナーを取りつかせる。
- ベローネ学院女子生徒
第20話に登場。
学園内に潜入するために変身した。
第20話に登場。なぎさが1人になった隙を突いて接触。
当初はなぎさからはほとんど怪しまれなかったが、メップルをミップルと間違えるという致命的なミスを犯してしまい、偽者と気づかれてしまう。
その後、電車内でなぎさと本物のほのかのと遭遇し自分が本物とアピールするが、「なぎさの靴下はちょっと臭い」という本物でしか知り得ない秘密を言われてしまいまたも失敗。
実力行使でプリズムストーンを奪おうとする。
上述の通り、初登場となる12話ではキャンペーンガールに変身してチョコを遠慮なくもらった(このチョコにはザケンナーが潜んでいた)なぎさからメップル奪取に成功するが、昼寝中だった為プリズムストーンの情報を教えて貰えず、続けてのほのかからお婆さんに変身して博士の幻惑を掛けつつミップル奪取を試みるが、なぎさからの伝言でやって来たさなえに呼び止められ失敗。
力ずくでも洗脳した住民の人海戦術で奪おうとするもなぎさのラケットにより止められ、メップルもその恐怖に恐れられて奪還される。
結果としてプリキュアの変身を許すことになってしまったが、「とっととお家に帰りなさい」と言う決め台詞に対して本当にお家に帰った。
以後の回でも占い師に末したりして小田島友華やニセプリキュアを洗脳したりしている。
プリキュアとの決戦では、冒頭の台詞のように圧倒的な経験の差で追い詰め、瞬間移動でマーブルスクリューすらも躱すが、2人を髪で捕らえてしまった事が仇となり、マーブルスクリューを髪に打ち込まれてしまう。即座に瞬間移動で回避しようとするも、マーブルスクリューもそのまま移動してしまい回避しきれずに消滅した。
惜しくもプリキュアに敗れ、ダークファイブ3人目の退場者となってしまったが、「力を伴わない正義は悪にも劣る!」などと大人になってから聞くと唸るような名言を持つキャラクターでもある。
担当声優の雨蘭咲木子は『フレッシュプリキュア!』で蒼乃美希(キュアベリー)の母親蒼乃レミを演じることになる。
コメント
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