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雪城さなえ

ゆきしろさなえ

雪城さなえは『ふたりはプリキュア』『ふたりはプリキュアMaxHeart』の登場人物。※メイン画像は少女時代のさなえ。
目次 [非表示]

CV野沢雅子(現代)、松岡由貴(少女時代)


概要編集

孫娘の膝枕(現在の姿)


ふたりはプリキュアふたりはプリキュアMaxHeartの主人公の1人雪城ほのかキュアホワイト)の祖母。

孫のほのかからは「お婆ちゃま」と呼ばれている。

ほのかの両親である雪城太郎雪城文が仕事で一年中海外を飛び回っているため、二人に代わってほのかを保護者として見守っており、良き理解者でもある。


先代キュアホワイト?編集

無印第12話でポイズニーに洗脳された一般市民に娘共々襲われた際、「おやめなさい!」と一喝しただけで止めたり、その後急襲してきたポイズニーを背負投げで反撃しており、ポイズニー本人もその力におののくと言う老婆とは思えない描写がある。


この際さなえはほのかのカードコミューンを握りしめており、中のミップルが彼女に対して力を与えているような描写がある。このため、さなえはミップルから力を受けられるような能力があるものと考えられる。


ほのかのカードコミューンは100年以上前にすでに虹の園に渡っていて、装飾品として様々な人の間を渡り歩き、最終的にほのかの実家に辿り着いたという経緯がある。さなえが少女時代にはすでに家にあったようで、28話の回想シーンでは自宅の蔵からコミューンを取り出しているような描写がある。

この28話の回想は終戦直後の話で、空襲で街が焼け野原と化したことでさなえが絶望に沈んでいた時、「希望を忘れちゃ駄目ミポ」と言う声がコミューンから聞こえてきて、その不思議な声に勇気付けられてさなえは前に進むことができたと言うこと。

12話でコミューンを拾った際の反応からしても、コミューンの持つ力の意味は理解していた様子だが、一方で、当のミップルは「当時のことはまどろみの夢の中のようなものでよく覚えていない」と語っている。


無題昭和のプリキュア

これらのことから、もしかしたら戦中戦後の混乱期の日本で語られざる伝説の戦士が活躍していたのではないか…という想像がなされている。


この説のネックは、カードコミューンは2人いないと使用できないこと。

ミップルの恋人メップルは、光の園の時間で1日遅れで彼女を追いかけたが人間界(虹の園)と光の園では時間の流れが大きく異なるために、追いついたのは100年後、美墨なぎさが彼のカードコミューンを手にした時であった。

とはいえ、上記の不思議な力は変身はできないがプリキュアとしての適性はあると捉えることも可能。メップルがミップルと同時に到着し、先代キュアブラックが見つかったならば彼女もまたキュアホワイトとして戦っていたのかもしれない。


ちなみに彼女にスポットが当てられた小説版では、骨董品を扱う仕事をしていた父が偶然手違いでカードコミューンを入手した事にされている。さなえはその不思議な魅力に心惹かれ、父にねだってコミューンを入手したらしい。

少女時代のさなえはお守りのように持ち歩き、時折ミップルもテレパシーのような形でさなえに言葉をかけていた(当時ミップルは眠りについた状態だった故さなえが真相を知る事は無かったのだが)。さなえにとってカードコミューンは心の支えのようになっていたようだ。



ちなみに編集

声優編集

演じる野沢雅子氏はプリキュアシリーズ制作会社が同じの『ドラゴンボール』シリーズの主人公孫悟空でお馴染みの大物声優。

映画「プリキュアオールスターズDX3 未来に届け! 世界をつなぐ☆虹色の花」公開時のオールナイトイベント「プリキュアと夜更かししちゃお!プリキュアナイトカーニバル!」等で、美墨なぎさ/キュアブラックを演じた本名陽子が、野沢が「プリキュア10年続けましょう。」と語ったエピソードを披露しており、まだ番組が始まったばかりで先のわからない一年目、大ベテランのその言葉は、スタッフ・出演者の力になったそうである。

その野沢の言葉のとおり、プリキュアは10年を超えるシリーズに成長したのである。

そして遂にプリキュアが10周年を迎えた2014年、『映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち』で野沢は子供たちに悪い夢をもたらす悪夢の怪物・悪夢獣で出演している。

少女時代を演じた松岡由貴はプリキュアと同時間滞に放映されていた『夢のクレヨン王国』や『おジャ魔女どれみ』シリーズにも出演していた。


オトナプリキュア編集

2023年に放送された『キボウノチカラ〜オトナプリキュア‘23〜』作中の彼女については、分割記事雪城さなえ(キボウノチカラ)」の項目にて取り扱う。


pixivでの扱い編集

ふたりはプリキュア漫画

pixivでは作中の老婆の姿で描かれることはほとんどなく、前述の先代キュアホワイトの想像図が殆どを占める。

描かれたと思ったらこんな感じ…。


相棒役としては、同じく孫がプリキュアであり、本人も元プリキュアである花咲薫子がよく選ばれる。


ただし、薫子がキュアフラワーとして活躍していたのは劇中で50年前と語られており、『ハートキャッチプリキュア』放映年の2010年で換算すると1960年頃となる。

同様に計算すると、薫子は終戦時2歳であるため、実際は共闘は難しかったと思われる。


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