※イラスト真ん中のキャラ。
「俺が叩き潰す」
概要
CV:石井康嗣
ドツクゾーンのダークファイブの1人。名前の由来は「激怒」。口癖は「ウガ」。
モヒカン刈りとタンクトップ、吊りズボンを着用しており(体操選手と思わせる)、モアイ像のような顔が特徴的な巨漢。EDの行進では彼の巨体ぶりがよく分かる。
怪力が自慢だが、片言口調でほぼ知性はない。ゴリラのような振る舞いが特徴的。プリズムストーンは水色のアクアマリンを所持。
この手のパワーキャラの例に漏れず頭は非常に悪い。
考えるより先に行動が立つ悪癖が原因で何度も失敗している。
また、「ゲキド」ラーゴだけに激怒しやすい短気な性格でもあり、なぎさとほのかが戦闘中に自分を無視して喧嘩をした時は「オレ、無視するなー!」とキレて襲い掛かった事がある。
来歴
第6話「新たな闇!危険な森のクマさん」
殉職したピーサードに代わってプリズムストーンを回収するべく、自ら名乗りを上げて虹の園へ出陣。この際ジャアクキングから「間違っても石だけは潰すなよ」と念を押されており、身内からもどう思われているかが窺える。
森林で熊の親子と遭遇し、母親熊にザケンナーを憑依させ、なぎさとほのかを襲撃する。
子熊を連れて逃げたプリキュアを追いかけるが、勢い余って橋を壊してしまい谷底の川へ落下してしまった。その後、地中移動でプリキュアの前に現れるもマーブルスクリューで岩山に叩きつけられ、その衝撃で落石に閉じ込められてしまう。
当然こんな簡単にくたばる筈もなく、岩を破壊して脱出するもなぎさとほのかはとっくにお家に帰っていた。
第7話「熱闘ラクロス!乙女心は超ビミョー!」
当たり前だが前回の失態をジャアクキングに叱責されてしまうが、「ザケンナーの使い道を考えろ」と助言を貰う。町中で大暴れしていたところ、ほのかに空のグラウンドに誘い出され、遅れてきたなぎさとも交戦する。
だが、そこへ米槻教頭先生がやって来てしまう。教頭先生は立ち入り禁止のグラウンドに入った事を注意したが、ゲキドラーゴには目もくれなかった。
ゲキドラーゴはジャアクキングに言われたことを思い出すと、教頭先生にザケンナーを憑依させる。
暫くは高みの見物をしていたが、愚痴をぶちまけるなど色んな意味でやりたい放題の教頭先生から「話を聞く態度が悪い」と注意されて逆上した。なんと教頭先生をぶん殴ってノックアウトさせてしまう。案の定、その隙を突かれてマーブルスクリューを受けてまたも敗北してしまった。
第8話「プリキュア解散!ぶっちゃけ早すぎ!?」
ゲキドラーゴさん最不遇回。
第9話「取り返せ!メポメポ大作戦」
プリズムストーンの在処を知るために、メップルとミップルを生け捕りにして連れていこうとする。
その夜、人体模型にザケンナーを憑依させ、教頭先生からコミューンを奪い取る。
ちなみに、ゲキドラーゴは「明日の像」のフリをしていた。ご丁寧にポーズを取りながら。
『またあなたね!』(ほのか)
『やっぱりさっきのはザケンナー!』(なぎさ)
『そうザケンナ』
寒いギャグのせいで2人に白い目で見られたが、コミューンを取られていてはなぎさとほのかは変身できない。
すると、やけにコミューンが熱いことに気づき、なぎさからメップルは酷い風邪をひいていることを教えられる。当初はそこまで気にしていなかったが、もしメップルを死なせてしまっては、命令違反で確実にジャアクキングに粛清される事に気づく。
『それいけないいけない!!どうすれば!?』
大いに慌てた結果、なぎさの涙を流した説得も手伝ってコミューンを返してしまった。
その直後、2人に騙されていた事に気づき激怒。巨大化したザケンナー(人体模型)に2人を踏み潰すように命令するが、逆に自分が踏み潰されてしまい2人が変身する時間を与えてしまった。
何とか足を退かすも、その拍子にザケンナーは転倒してしまい、もはやお約束と言わんばかりにマーブルスクリューを受けて吹っ飛ばされた。
第10話「ほのか炸裂!素敵な誕生日」
ほのかからプリズムストーンを奪うために宝石店に突入。
なお、この時宝石店は強盗達のせいでオートロックがかかっていたが、何と素手で電動シャッターをこじ開ける怪力を発揮した。そして、ちゃんとシャッターを下ろす律儀な一面も見せた。
『開けたら閉める』
例によってプリズムストーンを要求するが、ほのかから「プリズムストーンは宝石店の宝石の中にある」と言われると、バカ真面目に店中の宝石をかき集めてプリズムストーンを探し始める。
そして全部確認し終わった後、自分を騙したほのかに怒り狂う。
ほのかとの交流で改心した強盗達をデコピンで気絶させると、ほのかに襲いかかろうとするが、換気ダクトを通って駆けつけたなぎさに阻止される。プリキュアとの交戦では例によってマーブルスクリューを正面から受け止めるも、今回は結構粘る。
しかし、自身が取り出した沢山の宝石がマーブルスクリューの光を跳ね返し威力を増強させてしまったため、結局敗北するのだった。
第11話『亮太を救え!ゲキドラーゴ・パニック』
度重なる失敗で、とうとうジャアクキングから最終通告を出されてしまう。プリキュア達への怒りと悔しさを胸に水族館へ向かう。
……が、魚と一緒に泳いだり、マンタに掴まったりといくら尾行しているとはいえ、端から見たらどう見てもふざけている。その後、鮫やウツボ、マンタにザケンナーを憑依させ水族館をパニックにさせる。プリキュアとの決戦では邪悪なパワーを終結させ、鮫とマンタとウツボと合体する。なぎさとほのかからは「キモい」と不評だった。
圧倒的な力でプリキュアを追い詰めるも、2人の身を案じて飛び出したなぎさの弟の亮太に攻撃すると状況が一変し、弟を傷つけた事でなぎさの怒りを買ってしまい、猛攻撃を受けて一気に劣勢になってしまう。
そして……
『ジャアクキング様ぁあああ!』
最期はマーブルスクリューをくらって消滅し、ピーサードに次いでダークファイブでは2人目の退場者となった。