CV:こおろぎさとみ
※当記事は『フレッシュプリキュア!』の重大なネタバレがあります。未視聴の方は閲覧注意。 |
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概要
アニメ『フレッシュプリキュア!』に登場するキャラクター。
オールスターズDXシリーズの歴代モフモフは14番目である。性別は女の子。
身寄りがなく、妖精の国・スウィーツ王国の長老ティラミスによって育てられていた。
ある日に天から流星として降ってきたらしく、出自は謎に包まれている。
プリキュアを助ける力になるからと、プリキュア探しに出かけるタルトに押しつけられた。
ラブ達がピンチに陥った時に携帯がピックルンと一体化した時、額を光らせてプリキュアへと強制変身させた。
テレキネシスやテレポートなどの超能力を使うことができ、この力でプリキュアたちを幾度となく助けてきた。
普段はラブの家で暮らしており、ラブ達プリキュアやタルトが面倒を見ている。一般人相手にはぬいぐるみの振りをしており、桃園家内ではラブの出任せにより「クレーンゲームでゲットしたぬいぐるみ」という設定になっている。
鳴き声は、「プリップー」と「キュアキュア」しか言えなかったが、祈里がシフォンの病気(実際は夜更かし腹痛)を治そうとした際に反応。プリキュアのメンバーの名前と単語程度は言えるようになった。
ずっと世話をしていたはずの「タルト」は、何故か呼ばれていない(これについてタルトは流石にショックでふさぎ込んだほどであった)。
17番目のプリキュア妖精であるポプリは誕生したばかりと、更に赤ちゃん妖精なのだが、こちらは結構口達者。言葉もかなり話せて、同じ赤ちゃんでもシフォンとは違う印象である。
正体
シフォンの正体はラビリンスが追い求めていた無限のメモリー・インフィニティであり、第36話のインフィニティ発動後は、「我が名はインフィニティ、無限のメモリーなり」とレイプ目で言いながら空中浮遊をするという、“発作”をほぼ毎回起こすようになる。そしてインフィニティ化するとシフォンとしての自我は消え、パラレルワールドを不規則に次元移動する行動を起こすようになる。
特効薬はクローバーボックスのオルゴール。また、クローバーボックスが行方不明となった第38話でインフィニティ化した際は、ラブの引き止めようとする気持ちと子守唄が多少なりとも効果をもたらしていた模様。
なお、インフィニティとしての力はシフォンの状態でもかなり強力。作中では超能力を駆使して防御したり、世界中に散布されかけたFUKOのエナジーを(プリキュア4人の助力つきとはいえ)見事に浄化してみせた。
そして終盤の展開やノーザの策等の紆余曲折あって、最終回にてインフィニティ化から解放される。
シフォンの正体が無限のメモリーであるという事は、シフォンは人工生命体の類と思われるが詳細は不明。
だがラブ達は終始一貫してシフォンはシフォンとして接しており、出自を追求しようとはしなかった。
オールスターズ映画においては
DXシリーズの映画では赤ちゃん妖精として、少し浮いている存在。
初代『プリキュアオールスターズDX』では重要な役割を果たした。
『DX2』でも、ミラクルライトの光を一斉に浴びせてウラガノスを撃退している。
『プリキュアオールスターズNewStage』では妖精たちが開いていた祝勝会に乱入した青フュージョンを超能力を使って瓶に閉じ込めた。
演者について
演じるこおろぎさとみ氏は本作がプリキュアシリーズ初出演となる。
こおろぎ氏は6年後のGo!プリンセスプリキュアに於いて、イルカのティナ役で二度目の出演を果たす事になる。
ちなみこおろぎ氏の他にレギュラー格の妖精を演じ、後年のシリーズに別の役で再出演した声優は岡村明美氏(フープ→ホッシーワ)、菊池こころ氏(ポプリ→ドギー)、加隈亜衣氏(ラビリン→虹ヶ丘ましろ/キュアプリズム)がいる。
関連タグ
アイちゃん(プリキュア)・はーちゃん(プリキュア)・はぐたん・コメコメ・エル:赤ちゃん妖精繋がり。いずれも重大なネタバレに関わる存在である。
キュアアンフィニ:後に登場した「無限」繋がりの男性プリキュア。