みんな輝け!
力のプリキュア!キュアエトワール!
CV:小倉唯
説明
『HUGっと!プリキュア』に登場する輝木ほまれが変身するプリキュア。第5話で初変身。
プリキュアオールスターズでは通算53人目のプリキュアとなる。
プリキュア名のエトワール(étoile)はフランス語で星を意味する。
名乗りセリフでは「力のプリキュア」と称されているが、本作におけるパワータイプは「元気のプリキュア」であるキュアエールが主に担っており、エトワールはどちらかといえばスピードタイプ。
変身者であるほまれが行っているスポーツもフィギュアスケートと、どちらかと言えばパワーよりもスピードよりな競技である。
戦術眼が高く脳筋戦法が殆ど見られないこともあり、前作の青いプリキュアと何もかもが逆だの、次回作の黄色系のプリキュアの方が力のプリキュアっぽいという見方もある。
エトワールが「力のプリキュア」と称されるのは、素の身体能力と格闘センスの高さ、そして困難に立ち向かう心の強さをイメージしてのことなのだろう。
外見
モチーフはキャビンアテンダントとスポーツ選手。
シースルー服を多用した他2人とは異なり、シースルー服の代わりにマントの様な布を羽織っている。
シリーズで初めて、明確なハイヒールを履いており、パンツスタイルだったキュアモフルンに近いズボン風のスカートが特徴。脚の露出度は歴代のプリキュアでも随一である。
本作におけるプリキュア初期メンバーの中でもっとも大人っぽいスタイルとファッションが意識されていて、黄キュアとしては極めて珍しいタイプ。
他の2人の髪にはあるティアラは存在せず、代わりにキャビンアテンダントのようなミニハットや星の髪飾りがあしらわれている。『アニメージュ』2018年7月号によるとキャラクターデザイン担当の川村敏江氏はエトワールにも同系統の髪飾りを入れようとしたが、モチーフが上記のようになったため入れる余地が無くなってしまったそうである。
エトワールの衣装や髪型にはほまれのフィギュアスケーター時代を思わせるものがあり、当時の彼女もポニーテール、氷上では黄色を基調に青の差し色が入った、エトワールと似たカラーリングの衣装を着用していた。
ほまれはフィギュアスケートから離れた際自ら断髪しているのだが、「未来へ踏み出したい」心によって変身したエトワールがかつての彼女を思わせる姿になっているということは、ほまれが描いている未来は過去のように輝く自分…ということなのかもしれない。
戦闘能力
上記のように力のプリキュアというキャッチフレーズから来るイメージとはやや異なり、スケートで培った高い身体能力を生かしたスピーディーな攻撃が得意、だが不意打ち等の予期していない攻撃に脆い、また正確な動きが仇となり相手に動きを読まれやすいなど守りにおいては弱点がある。
また作中で唯一マザーハートスタイルにならずとも空を飛ぶことが出来る(後述のスタースラッシュの星に乗ることで可能)。
持ち技
ハート・スター
星型のエネルギーでチェーンを作り出す。相手を拘束したり、星状のまま敵にぶつけてダメージを与えることもできる。ただし拘束した相手の力が強いと逆に振り回されてしまうこともある。
スタースラッシュ
エトワールフルートを用いた攻撃技。
エトワールフルートを吹いて、いくつものオレンジ色の星を作り出し突撃させる。エトワール自身もそのうちの一つに乗っかって突き進むのが特徴的だが反撃を受けるリスクもある。
フォームチェンジ
- チアフルスタイル(キュアエトワール)
第31話から登場するパワーアップフォーム。
コスチュームは長袖のオフショルダー型ワンピースとなり、スカートも通常形態より長めの二重構造になる。
- マザーハートスタイル(キュアエトワール)
第39話から登場する最終フォーム。チアフルスタイルのパワーアップ版であり背中に羽が生える以外に外見上の変化はない。
曖昧さ回避
オリジナルプリキュアとしてpixiv上だけでなくお絵かき掲示板などでも同じネーミングで何体か存在している。→キュアエトワール(オリジナルプリキュア)
関連動画
関連タグ
キュアスター:星を足場にするアクションを取る星キュアの後輩。プリキュア名の意味もフランス語(étoile)と英語(star)の違いのみでほぼ一緒。初回放送終了後の春映画で共闘したことも。