「私たち、もしかして…」
「入れ替わってる~!?」
概要
みのりが野球部の応援のために横断幕を作っていたところ、マーメイドアクアポットに触れた事で吸い込まれそうになり、助けようとするローラ諸共ポットの中に引きずり込まれてしまい入れ替わってしまう。
外見こそみのりだが、中身はローラのためいつもよりも弾けたリアクションを見せる。そのため、本人に言われるまで入れ替わっていたという事にまなつ達は気付かなかった。
※ただし、あすかは様子のおかしさから薄々感づいていた様子。
眼鏡は無く裸眼のまま過ごしているので、視力も入れ替わっているのだろうか?
あるいは、みのりの視力はさほど悪くないのだろうか。
ともかく、眼鏡が無い事で視聴者は通常のみのりん先輩とみのりんローラを見分ける事ができる。みのりん先輩は眼鏡が本体です。
また、本人がやったら即バテてしまいそうなアクションを息切れ無く熟していた。
ローラはこの体で、人間の足を楽しんだり、みのりの母(一之瀬なるみ)にケーキを要求したり(夕飯前なので駄目だった)やりたい放題した。
但し、トロピカる部の『トロピカってGO!』の文字が書かれた横断幕をみのりの代わりに完成させてくれたり、初めてのフカフカのベッドに癒され、初めてのコロッケという美味しい物を食べたり、人間の体になって一日中楽しい時間を過ごしたりと、改めて人間の体も悪くないかもとみのりに色々と楽しく話してくれた。
また、この状態ではキュアパパイアに変身できなかったため、今作のプリキュアの力は魂と結びついているものと推測される。
ゼンゼンヤラネーダからやる気パワーを奪われた人々や、ピンチに陥る仲間の姿を見たみのりが「わたしが…わたしが変身しなきゃ!」と強く思った時、その心に応えてか、ハートクルリングとマーメイドアクアポットが光り出し、2人は元に戻った。
ローラの大きな転機
今回の話は単なるギャグ回ではなく、キュアラメール覚醒にいたる三話構成エピソードの最初の話となっている。
ローラがこれまで心の奥底に秘めていた「人間への憧れ」を自覚してしまうのが今回の出来事なのである。
騒動が終わり入れ替わった感想を聞かれ、「楽しかったけど…やっぱりわたしはわたしがいい…かな…」と言うみのり。ローラも少し未練のある淋しげな顔で、「ま、まぁ…人間の体も多少楽しかったかもしれないけど、わたしもわたし自身のままがいいわ」と答えるが、元に戻った自分の尾びれを見つめ、これでいいと自分に言い聞かせるかのように「うん!」と呟いた。
続く第16話ではあおぞら中学校の図書室に忍び込み、『人魚姫』の本を読んでいる。ローラを見つけたみのりは「もしかしてローラも人間になりたいと思ってる?この前わたしと入れ代わった時、ローラすごく楽しそうだった」と問い掛け、入れ替わった者にはその気持ちがわかり、人魚であるローラは次第に「人間になりたい」という気持ちが芽生えるようになる。
一味はローラ狙いの作戦を決行し攫われてしまう。そしてローラの前に現れたあとまわしの魔女は、「なぜ人間の味方をするのだ……あぁ、そういう事か…お前は人間に憧れているんだね。お前は人間になりたいのか…」と、心の内を言い当てた。さらに続く魔女の言葉にローラは動揺する。「だったらわたしに力を貸すがいい。お前のその願い、かなえよう」
第17話ではキュアラメールに変身することで足が生えるようになり、生身の状態でも足がある。ローラは遂に本物の人間の姿を手に入れた。
悪夢再び?
第33話の特別編では主人公・味方・敵・怪物・妖精も巻き込んでの入れ替わりのカオスとなった。
関連タグ
ローラみのりん:こちらは逆にローラの身体に入ったみのり。
キュアパインⅡ、星空みゆキ、きャンディ:プリキュアシリーズで入れ替わりを経験した先輩達。
君の名は。︰セリフから見て元ネタ。
ミサカ・アッカーマン:ローラの声優である日高里菜氏は御坂美琴の妹である打ち止めを演じているので文字通りこれである。