🍧概要
平安時代から食べられている夏の風物詩。清少納言も甘葛をかけて食べたとされる。江戸時代までは、大名や貴族のような高貴な人しか口にできない貴重なものであったが、近代に冷凍設備が生まれて庶民に普及した。
かき氷を売っている店では、氷旗を掲げていることが多い。かき氷機によって氷を掻き、粉々になった氷を貯めて出来上がる。
シャーベット・ソルベとの違いは、ジュースを凍らせて粉菓子にするのではなく、砕いた氷に後からシロップをかけたり果物を乗せたりすること。
夏に社寺の境内で催される祭礼や縁日等では、綿飴・たこ焼き・焼きそばとともに代表的な縁日物のひとつである。
氷の妖精と一緒に描かれているイラストも多い。