一条里香

いちじょうりか

アニメ『トロピカル～ジュ!プリキュア』の登場人物。

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概要

あおぞら中学校生徒会副会長。第24話のクイズバトルの際、生徒会チームの一員として登場しており、エンディングでは「副会長」とクレジットされていたが、第30話で名前が明らかになった。

白鳥百合子の後任として次期生徒会長候補に立候補。ローラ・ラメール、角田正美と共に選挙活動を繰り広げる。副会長として百合子や生徒達からの信頼も篤く、選挙公約は「白鳥会長の路線を継ぐ」ということが大前提で、至って真っ当なものとして生徒たちからは受け止められている。

対抗馬が、実現不可能なお気楽主張ばかりするローラと、学校を良くするという理想のために生徒たちへ校則の遵守を呼びかける堅物の正美という両極端な候補者ということもあって、二人を完全に引き離し、終始選挙戦をリード。

ローラは最終演説で逆転を狙ったが、超ゼッタイヤラネーダと戦う仲間達を助けるために演説会場を離脱。「後で演説の続きをするつもりだった」との言い訳も空しく棄権扱いとなり、里香が大差で正美に勝利して生徒会長に当選した。

あえて難を言うならば、里香は百合子の路線継承を重視するのみで、自分自身がやりたい事は何も言っていないに等しかった。トロピカる部の仲間の意見を取り入れ、「自分は勿論、みんなが楽しく学校生活を送れるようにしたい」というローラの演説が予定通り行われていたら、意外と面白い結果になっていたかもしれない。

42話で再登場した際にはトロピカる部が提案したトロピカ卒業フェスティバルの企画を受け入れ、「トロフェス」の参加申込書を取りに来たまなつとローラを生徒会室に招き、18秒の遅れを注意した正美を宥める等、前任の百合子と違ってトロピカる部とは良好な関係を築いている。

演じる野口女史は今作がプリキュアシリーズ初出演となった。

一条らんこ、一条蘭世：過去作の「一条」姓の先輩。ローラと選挙戦を争った里香は、ある意味「主役キュア以外の人物をライバル視するキャラ」という前2者の伝統を引き継いだと言えなくもないが、この2人のちょっと問題のある性格はローラの方が近いような。

星奈ひかる：こちらも仲間である生徒会長の路線を引き継ぐ公約を掲げて立候補するも下のキャラに譲った。

姫ノ城桜子：生徒会長を目指して最終的には上記のひかるに託される形で見事に当選を果たしたキャラクターだが、彼女は次期生徒会長になる以上の活躍もしている。