CV:矢部雅史
概要
Go!プリンセスプリキュア32話に登場するゲストキャラクター。
イギリスに留学しており、留学先の学校が休暇になったことで一時帰国し、ノーブル学園を訪れた。
世界有数の富豪の御曹司であり、常に多数のボディガードを引き連れている。
幼い頃にパーティー会場で出会った幼いみなみに一目惚れして以来ずっとアプローチを繰り返しており、現在はみなみの許嫁を自称している。
大金持ちのお坊ちゃんらしくキザな性格のナルシストで、色々とオーバーな面が多い。それでいてショックな出来事があるとすぐに気分を悪くするなど打たれ弱い一面もあり、常に医療スタッフが待機している。
みなみによれば、これでも根は真面目な努力家であり、優しいところもあるそうなのだが、みなみへの思い入れが強過ぎるあまり、周囲への迷惑や相手の気持ちをよく考えずに行動してしまうことがある。
帰国して再会したみなみがすっかり変わってしまったことにショックを受け、その原因が『取り巻き』の春野はるかであると思い込み、彼女に面と向かって「これ以上みなみに近づくな」と宣告するのだが、その一部始終をみなみに見られてしまう。
自分への度重なるアプローチに対してはやんわりと受け流していたみなみだったが、この時はキミマロが自分の友達を侮辱したことに対して本気で怒っていた。
みなみを傷つけてしまって落ち込んでいたところをストップとフリーズに目をつけられ、夢を閉じ込められてゼツボーグを生み出された。
だが、はるかはキミマロの嫌味をわりと真剣に受け取ってしまっていて、自分のような庶民がみなみの側にいるのはふさわしくないのではないかと不安にかられてうまく戦えなくなっていた。みなみはそんなはるかの思いに敏感に気づき「確かに自分はキミマロの言うようにはるかのせいで変わってしまったが、私は今の自分を気に入っている」と優しく諭し、はるかは勇気を取り戻す。
キミマロの夢は「みなみとともに歩む」ことで、要するにみなみと結婚することだが、上述した通り許嫁というのはキミマロが勝手に名乗っているだけであり、みなみ本人は彼が自分の婚約者であることを否定している。はるかはそれを聞いて大変安堵し、アロマからは「なんではるかが安心してるロマ?」と鋭いツッコミをされていた。
キミマロは助け出された後、空港ではるかに素直に謝罪し、みなみに「いつの日か君にふさわしい紳士になって迎えに来る」と告げ、新たな気持ちを胸にイギリスへと帰っていった。
結果的にみればキミマロの登場がはるかとみなみの二人の絆を再確認させたということになるのだろうが、本作のテーマ的には彼の夢は決して否定されるべきものではなく、それにふさわしいラストの締め方だったと言えるだろう。
最終回では留学を終えて帰国し、生徒会室にやってきて生徒会の面々を驚かせていた。
中の人について
担当声優の矢部雅史はプリキュアシリーズではフレッシュプリキュアのテレビ本編・映画版に端役出演して以来となる。
32話後日談
上北ふたご版コミカライズでは32話の後日談がある。
上記のみなみの許嫁騒動の影響で多くの御曹司がみなみに求婚ようになり、それを聞いた海藤わたるが「立派な男にみなみを託したい」と考えた末「みなみの婚約者を決めるためのパーティー」が展開されることになる。
そこではもちろんキミマロも参加しているが、第1回戦で落とされるという憂き目にあってしまった。
まあふたご先生がお描きになる時点で女の子同士の友情メインの話が繰り広げられるに決まっているので仕方ないのかな?
関連タグ
高橋ナツコ:32話脚本担当。「女の子同士の友情」を描くことに定評がある。キミマロはナツコの犠牲になったのだ…。
上北ふたご:漫画家。プリキュアシリーズのコミカライズを手掛けており、こちらも女の子同士の友情を描くことに定評がある。キミマロはふたごの(ry
関連キャラ
海藤裕哉:犠牲にならなかった人。裕哉が初登場する脚本を担当したのも高橋ナツコであるが、ハピネスチャージプリキュア!は恋愛がテーマなため特定のプリキュアと親密になれた。キミマロもハピネスの世界に登場したらあるいは・・・?
剣嵜総:御曹司で、しかも、惚れた娘の相手の為に不憫な目に合っている繋がり。
御子柴健人:御曹司でプリキュアに想いを寄せるキャラ繋がり。