如月れいこ
きさらぎれいこ
CV:水野理紗
ノーブル学園風紀委員長で、海藤みなみと同学年の中学2年生。生真面目でルールに厳格な眼鏡女子。プリキュア作品の女性キャラには珍しく一重瞼が特徴。
何かと騒々しい春野はるかの言動には目くじらを立てている。
将来の夢は裁判官(43話より)。
なお、プリキュア仲間以外の学園生徒の中では、モブキャラとして登場した回数がもっとも多い。
また、最終決戦でのプリキュア敗北後に、それでも絶望に立ち向かう勇気を見せた最初の一般人である。
第3話で、パフを女子寮で飼っていいのかとの騒動が起こった時、女子寮の規則を盾に反対し続けるが、犬が苦手というのが半ば本当の理由であった(但し、彼女自身はそれを前面に出していない)。
はるかの「パフのいいところをアピールする作戦」により、反対派の生徒が続々賛成派へ鞍替えしていく中、れいこだけはそれを横目で眺めつつも「賛成なんてするもんですか」と呟く。
寮のルールを変えるためには寮生全員の賛同を得なくてはならず、れいこ一人でも反対すればパフ飼育案は否決され、はるかや多くの寮生をがっかりさせるのはわかっていたはずだが、彼女はそれでも頑としてなびこうとしなかった。
良く言えば他人に左右されない強固な意志の、悪く言えば頑固で依怙地な性格の持ち主である。また、反対するものの己の「犬嫌い」を口に出さなかったのは、「自分の犬嫌いは私事」だと思っていたからなのか、そういう点では公私のけじめをキチンとつけられる人物でもある。
だが、ゼツボーグに襲われた際に、体を張ってゼツボーグに立ち向かい、自分を助けてくれようとしたパフの優しさと勇気に心を打たれ、パフを飼うことに賛成した。
そして犬嫌いが克服されて以降は、それまでの態度が嘘のようにパフにデレデレになり、登場する度に満面の笑顔でパフを愛でる姿が恒例となる。なんだかんだ言いつつ、彼女もまた可愛いものが大好きな普通の中学生女子なのであった。
また最終回でのエピローグにおいては、犬嫌いであれば天敵同然であろう大型犬に笑顔を見せながら優しく撫でている。
上北ふたご執筆の漫画版では、ドジッ子属性が悪化し学園のトラブルメーカーとなっているはるかのドジによって大きな被害を被っており、はるかのことが若干トラウマになっている。