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花のプリンセス

はなのぷりんせす

「花のプリンセス」とは、アニメ「Go!プリンセスプリキュア」の劇中作、もしくキュアフローラの名乗りである。
目次[非表示]

概要

本作においては

  1. 劇中作の絵本「花のプリンセス」
  2. キュアフローラの名乗り、「咲き誇る花のプリンセス!」
の2通りの用途がある。
pixivのタグはもっぱら後者を指すものが多い。

劇中作の絵本「花のプリンセス」

本編の50年前に出版された、望月ゆめ作の絵本。

元々は作者が自分の娘のために描いたものであったが、大変なベストセラーとなり、50年経っても根強い愛読者がいるほど。
春野はるかの「プリンセスになりたい」という夢の原点ともいえる作品である。

大まかな話の流れとしては以下のようなもの。

  1. 昔、笑顔になればあたり一面に花が咲き誇る能力を持つ、美しい姫君・花のプリンセスがいた。
  2. 花のプリンセスは隣の国の王子様に会いに行くために、森の仲間の動物たちと旅に出る。
  3. しかし、人気者のプリンセスに嫉妬した一匹の意地悪な小鳥が嘘をついてプリンセスを嵌め、恐ろしい魔女が住む森の檻に閉じ込められてしまう。
  4. しかしプリンセスは酷い魔女の仕打ちにも耐え続け、罪悪感に駆られた小鳥が彼女を助け出す。
  5. 小鳥は涙を流して赦しを請うが、プリンセスは笑顔で小鳥を赦し、魔女の森に花が咲き乱れる。
  6. プリンセスは小鳥を仲間にして、再び旅を続ける。

ここで物語は終わっており、その後彼女が王子様と会えたのかどうかは定かではない。作者の望月ゆめは物語の続きを描こうとはせず、読者の分だけ花のプリンセスの夢があるとして、結末は読者に委ねている。

「花のプリンセス」の外見についてはこの絵本の表紙が出た時(1話冒頭)や望月ゆめの原画展のシーン(18話)で確認できるが、キュアフローラに似ているが細部では大きく異なる。
47話では夢の世界に閉じ込められたはるかが「花のプリンセス」になってしまうという話なのだが(メインイラスト参照)、この時の髪の色を金髪にすれば絵本のキャラとほぼそのままとなる。

ストーリーなどを見るとプリキュアたちの戦いと符合するようなキーワードがちりばめられているが、これは全て偶然に過ぎない。「花のプリンセス」の絵本は作中のプリキュア伝説とは何の繋がりもないのだ。
だが、当のはるかでさえあまりの符合の多さに、現実の出来事がこの絵本のようにはうまく行かなかったときに必要以上にショックを受けることがままある。ただの敵に過ぎないクローズに絵本の小鳥のような改心を期待したり(11話)、記憶を失ったカナタ王子に絵本の王子のような立ち位置を無意識に期待していたりといった具合である(38話)。
作者の望月ゆめは「読者の分だけ花のプリンセスの夢がある」としたが、はるかは絵本のようなプリンセスのイメージに縛られ過ぎて「自分にとっての花のプリンセス」をなかなか見つけられてない。これははるかが一年をかけて克服していくテーマとして作中で扱われている。

関連タグ

劇中劇

プリキュアシリーズ関係

マーメイド物語:『トロピカル〜ジュ!プリキュア』の登場人物である一之瀬みのりが執筆した小説。彼女の夢の原点にして克服すべき枷でもある。

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