概要
キュアフローラが最終回でのクローズとの決闘シーンで見せた変身形態の正式名称。グランプリンセスのモードグロワールの別形態。
これまでのプリキュアに倣えばフルネームはキュアフローラ・モードデュオローグ、もっと言えばキュアフローラグランプリンセス・モードデュオローグということになるか。
こういった想定された名前の通りグランプリンセスの系譜にある姿と言える。
ファンの間では便宜的に「グランプリンセスモードプリティ」などの名称で呼ばれていたが、放映後に発行された『Go!プリンセスプリキュア オフィシャルコンプリートブック』において正式名称が判明した。
この形態はグランプリンセスの強化版というより、ファンの想定どおり「グランプリンセスにおけるモードプリティ」であり、この辺りは普段本作のプリキュアが戦う時にモードプリティ形態、決め技を放つ時だけモードエレガント形態へフォームチェンジする構成に則っている。
いわゆるスーパープリキュアにおいて、並列的なフォームチェンジを持つのはプリキュアシリーズでは初。
コスチュームは普段のプリキュアのモードプリティに酷似しているが、配色がグランプリンセスのような金色めいた雰囲気になっている。髪の毛の配色も若干変わっている。
専用の武器として杖のような巨大な鍵を持っている。ここからレース編み状の魔法陣を無数に展開することで、敵の攻撃を防ぐことができる。本作はプリキュア側も割と攻撃を受けやすい作風だったが、モードデュオローグではあらゆる攻撃をほぼ完璧に防いでいた。
また、これまでフローラの使用してきたドレスアップキーを駆使した様々な技を使用できるのだが、決め技的なものは一切呼称しなかった。
デュオローグとは演劇用語で、「対話劇」という意味合いを持つが、いわば浄化というよりも「対話による決着を望む形態」という考察もある。