概要
30話から登場するプリンセスプリキュア用強化アイテム。
ホープキングダム城がドレスアップキーの力と融合し、アイテム化した。
シリーズ恒例のスーパープリキュア変身用アイテム。
玩具としての商品名はミュージックプリンセスパレスである
見た目はドールハウスのようで、サイズもちょうど同じくらい。
元となった本来のホープキングダム城の意匠からはかなり簡略化されている。
このミニチュアの城にはドレスアップキーを差し込める穴と手回しハンドル部がついており、プレミアムドレスアップキー(「サクラ」「サンゴ」「ギンガ」「サン」)を差し込んでこのハンドルを回すと、音楽が鳴ると同時にキーがダンスをするようなギミックを発動、プリキュア4人はモードエレガントの強化フォーム「ドレスアッププレミアム」に二段変身し、強力な合体技「プリキュア・エクラ・エスポワール」を放つことができるようになる。
このギミックからみるに、オルゴールをモチーフにしたアイテムのようだ。
事実46話では雪の城作りを行っているノーブル学園生徒の為にパフとアロマがハンドルを回して曲を流している。
普段は異空間に収納されているようで、技を使うときのみ召喚される。第35話では変身前の状態で取り出せてもいるので、召喚の自由は効く模様。
ドレスアップ形態に変身したパフとアロマがプリンセスパレスを召喚するようなシーンがあるが、2人の力で召喚しているわけではない。パフとアロマがいなくても召喚可能である(アニメージュ12月号Go!プリンセスプリキュア特別増刊号66ページより)。
更に39話では新たにロイヤルドレスアップキーを入手したことにより、これを差し込むことでさらなる強化フォームである「ドレスアップ・ロイヤル」に変身し、新合体技「プリキュア・グラン・プランタン」を放つことができるようになった。
なお、玩具の方は最初からこの状態のもの(ロイヤルキーが差し込めるもの)である。
合体技が使われる時は、敵のサイズに合わせて巨大化したパレスが敵の足元から出現し、パレス上に設置されたダンスステージのような場所に閉じ込められ動けなくなる。そこにプリキュアたちが技を浴びせかける形になる。
一部の視聴者からは、その見た目と機能から処刑台、あるいはトワとカナタの実家であるため実家砲と呼ばれているとか…
また、ドレスアップ・ロイヤルへの強化変身や合体技の他に、個別の決め技も使用出来るようになっている(後述関連動画参照)。
映画「パンプキン王国のたからもの」においてはミラクルプリンセスライトの力で出現したパンプキンドレスアップキーを差し込むことで映画限定フォーム「モードエレガント“ハロウィン”」へと変身し、映画限定技「プリキュア・ハロウィン・エクレール」を放つことができる。
で、本作品において主要な浄化技は3DCGアニメーションで描かれている(無論エクラ・エスポワールやグラン・プランタンも)のだが、この技に限り板岡錦氏による手書きアニメで描かれている。これは同時上映2本がフルCG作品なのに対し、本作品はバンクシーンの流用以外は手書きで制作することが徹底されたため。
板岡氏特有の動きまくる作画であのCGアニメを再現している上に、4人でビームを放つところはイメージBGで指定していたのが、美術スタッフが気を利かせてパレスの背景を描き、さらに撮影スタッフも技術を駆使してセルにあわせたそうである。
登場の経緯
30話にてロックに奪われた9本のドレスアップキーの力を悪用されたことで、ホープキングダムの城は空を飛ぶ闇の要塞と化した。
そのドレスアップキーの奪還に成功した後、4人のプリキュアの心がすべてのドレスアップキーに反応。ドレスアップキーは空を飛ぶホープキングダム城をプリンセスパレスへと変化させた。
お城のような大きなものが、ミニチュアハウスサイズにまで縮小化するという珍しい経緯で登場している。
さらに言えば、プリキュアの一人である紅城トワはこの城がまさに実家なのだが、心境的にどうなんだろうか…
最終決戦後は他のアイテムが眠りについたのと同様、プリンセスパレスとしての機能は消え本来の城へと戻された。
プリキュアオールスターズでは再びプリンセスパレスとして使われているが、「プリキュア達の離散前」という出演時系列上あまり無理のない出し方になっている。
関連動画
関連リンク
バンダイのプリキュアおもちゃサイト 商品情報「ミュージックプリンセスパレス」
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プリンセスパレス(物理) - 使おうとすれば武器としても手頃です。
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