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鬼頭丈二

きとうじょうじ

鬼頭丈二とは、漫画系YouTubeチャンネル『ヒューマンバグ大学』の動画に登場するキャラクターである。
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概要


2020年5月3日の動画にて初登場。
「世界を股にかける奇食ハンター」もしくは「秘境の探求者」「奇祭ハンター」を自称する日本人男性。世界各地を巡り、独自の文化から発祥したゲテモノ料理(奇食)を実食したり、曰く付きの危険地帯へと足を運んだり奇抜な祭事に参加したりなどし、そのレポートを行っている。

人物

容姿

動画によって作画担当者は異なるものの、その外見的特徴は(髪型・服装含めて)ほぼ一貫されている珍しいキャラクター。

年の頃は30代ぐらいと思われる細身の風貌で、やや額が広めの中分けの黒髪とサングラス、白い背広に濃紫色のYシャツと、中々に奇抜な出で立ちをしている。ただし、旅行地の気候や回想シーンなどでは上着を脱いでシャツの袖をまくっていたり、逆に防寒着をまとっていたり、ラフな柄シャツ姿であったりと微妙な差異も存在する。

髪型は2本のアホ毛が特徴で、作画によっては昆虫の触覚にも見えたり、額のツヤが強調されたりすることも。

余談だが、幼少期は丸刈り頭で太めの体型をした、田舎風のわんぱくな少年であった。

性格

一人称は「俺」。
「奇食」「秘境」「奇祭」に対する好奇心・探究心が凄まじく、それらの情報を知るや日本を飛び出し現地へと足を運ぶほどの行動力の化身。それらと向かい合ってきた長年の実績からなのか、自信に満ちた言動を用いており、どこか高潔さも感じさせる。

海外を旅するだけあってか知性的な部分も随所で見られ、現地民とも普通にコミュニケーションをとれるほどの言語力や、奇食の感想を他の一般的な食材に例えた食レポ、またモノローグ内で時折挿入される詩的な表現など、文章力の高さが窺い見れる。

担当声優は例の如く、本チャンネルで多くの男性キャラクターの声を担当しているヤシロこーいち氏。看板キャラクターである佐竹博文はじめ、普段の渋みの強い低い声から一転して、やや上ずった高めの声が当てられている。

鬼頭は奇食を食べる際に食材に対し「いただきます」と感謝の一礼を払うのだが、上述のヤシロ氏のアドリブか、毎回その食材に絡めたダジャレで読み上げられている。
(例}ネズミ=「いただきマウス」、猿=「いたモンキーます」…など。)

経歴

上述の佐竹や園田圭一といった他の常連キャラクターのように年齢や職業、経歴などが動画によって異なることは(今のところは)なく一貫されており、作中の回想シーンなどから動画も大凡時系列に沿って展開されているとおもわれる。

幼い頃、イナゴの佃煮をはじめて食したことをキッカケに奇食に目覚め、以降、奇食を求めて情報集めや実食できる土地のリサーチに没頭するようになったという。また、こうした奇食を求めてときには僻地へと足を運ぶことも多くなり、その経緯から太古の遺跡や大自然の織り成す秘境、現在まで残され続ける奇抜な文化に対する興味が目覚めたという。

彼が奇食と向き合う姿勢としては、「決してお残しはしない」ことをモットーとしており、これまでの動画で登場した奇食のすべてを(ときには強烈な味や食感、異臭で悶絶しながらも)しっかりと完食している。これは、その料理が誕生した経緯を認識した上で、土地の歴史や文化に対する敬意を持っているためである。

数々の奇食を通して、ホンオフェやハウカットルなどのアンモニア性の激臭に人一倍敏感で苦手だと後に知る事となり、これからの奇食との闘いに備えて克服しようと努力している。

なお、彼の実際の職業や旅行のための財源などについては不明だが、その渡航頻度や同趣の知人の多さなどからかなりの高収益者と思われる。ちなみに2021年2月の動画では佐竹博文が、アダルト玩具を製造する会社「(株)鬼頭玩具」に一度入社した(案の定佐竹は事故に巻き込まれて退職)が、この会社が鬼頭丈二と何らかの関係があるかは明らかにされていない。2021年3月26日の動画では、タワーマンションの見晴らしの良い上層階に住んでいる様子が描かれている。

奇食と秘境を経験するためならどんなに危険な国にも赴く姿勢から、犯罪に巻き込まれることも多いらしく、本人は「腐るほど経験している」と語っている(実際にもタンザニアのダルエスサラームや南アフリカのヨハネスブルグでは二人組の強盗に襲われている)。また、訪れた場所の中には衛生状態の悪い場所も多く、これまでに様々な伝染病に感染してひどい目に遭っているが、一方でこれらの災難にことごとく打ち勝った強靭な生命力の持ち主でもあり、その強運ぶりは佐竹博文に匹敵するとも視聴者からは評されている。

これまで食べた奇食

  • 三聴(サンチョウ)/中国(広東省)…産まれたてのネズミと香草の踊り食い。
  • カース・マルツタリアゥ/イタリア(サルダーニャ地方)…ウジで発酵させたチーズ。
  • 猿脳(エンノウ)/中国…生きた猿の脳みそ。のちにエボラ出血熱に感染した。
  • キビヤック/アラスカ…アザラシの体内で発酵させた海鳥の漬け物。数ある発酵食品の中でも相当な悪臭を放つことで知られる。この他にアラスカ独自の奇食としてアクタック(クジラ・アザラシの脂身とベリーと雪の和え物)も紹介された。
  • ロッキー・マウンテン・オイスター/アメリカ(コロラド州)…牛の睾丸(キン●マ)の唐揚げ。グロテスクな見た目に反して味は非常にうまいらしい。動画では他にもサボテンの唐揚げとガラガラヘビの唐揚げが紹介され、どれも鬼頭が食べた奇食の中では美味の部類とされる。
  • バロット/フィリピン…孵化直前のアヒルのゆで卵。一見すると普通のゆで卵のようだが、その中に入っているアヒルの胎児は非常にグロテスクで、見た目の気味の悪さは数ある奇食の中でもトップクラスである。
  • ホンオフェ/韓国…発酵させたガンギエイの刺し身。後述のシュールストレミングに次いで世界で2番目に臭い食材と言われ、汚い公衆便所の便器にも例えられる猛烈なアンモニア臭を発生させることで有名。
  • 牛の頭のスープ、ブタのトマト煮、シンナー缶で煮込んだ牛のクズ肉と脳みそ/ケニア…ダンドラ・ゴミ集積所の住人たちの日常食品。外部の人間が食べるとまず間違いなく体調不良を起こす代物で、鬼頭もその例外ではなかった。
  • ゴキブリミルク/南アフリカ(ケープタウン)…食糧難に備えて研究されているゴキブリの食材。胎内で出産し母乳で育てるパシフィック・ビートル・コックローチの母乳を用いた食料。
  • オオコウモリ/バヌアツ…オオコウモリの赤ワイン煮。
  • コオロギの素揚げ、生のジムシ(コガネムシ)の幼虫、猿の燻製肉と脳みそ/コンゴ共和国…2021年の正月企画として佐竹博文と初共演。この時に食べた猿の燻製肉と脳みそにウイルスが含まれていた様子で、後に2人そろって黄熱病に感染した。
  • エタグ/フィリピン(マニラ)…豚肉の燻製を蛆虫が湧くまで熟成させたハム。他にもタミロック(生のフナクイムシ)とスープNO.5(牛の生殖器と睾丸のスープ)も紹介された。
  • 胎盤の肉団子/中国…人間の胎盤を材料にした料理。実際に産後の滋養として胎盤食が存在する。
  • ゴリラの肉/コンゴ共和国…回想回、今から10年前に食べた。その後に出血熱を発症していた模様。ちなみに鬼頭が食したマウンテンゴリラはワシントン条約で国際保護動物に指定されており、本来なら食す事は禁じられているが、秘境を探していた途中で遭遇し、襲いかかったため止む無く地元ガイドが射殺、ガイドの故郷の村が近くにあったのと、その村がゴリラを食す習慣があったため、供養も兼ねて村人に振舞われる事となった。その肉は獣臭がひどい上にひたすら固く、日本人の鬼頭には噛み切ることのできない代物であった。
  • カエルジュース/ペルー…生きたカエルをそのまま、または屠殺してマカや蜂蜜と共にミキサーにかけジュースにしたもの。カエルは世界各国で食べられる主要なタンパク源の一つであり、カエルジュースは「ペルーのバイアグラ」とも呼ばれる。
  • ヤンビー/中国(貴州省玉屏県)…貴州省の少数民族・トン族に伝わるスープで、トン族の言葉ではベーレイと言う。山羊の胃袋の内容物を使ったスープで、様々な草を食べているのもあり薬効性がある。他にも蜂子酒(蜂の幼虫を漬けた酒)やオケラの炒め物、社飯(旬の野菜などを食材にした炒飯)も紹介された。
  • パニキ/インドネシア(バニュワンギ)…食用の大コウモリを丸ごと一匹チリソースで煮込んだ食べ物。食用に養殖されたコウモリを使うため感染率は極めて低いが、鬼頭は運悪く何らかの病気に感染した模様(ヒューマンバグ大学公式からのコメントによるとヒストプラズマ症とのこと)。
  • ライオンとカバの肉/ケニア…ケニアの知人から野生動物(ライオン)の肉を入手したという報を聞いた鬼頭が食したいとケニアを訪れた際、偶然にも車に轢かれて死んだカバに遭遇し、カバは本来国際保護動物で食す事が禁じられているが、事故死なら多少持って行っても罪に問われにくいとの事で、人が群がる中で腹回りの肉を入手し、ライオンはソテーに、カバは厚切りステーキとして食された。最初に食べたライオンの肉があまりにも獣臭く固かったためか、次に食べたカバの肉は特に可もなく不可もない牛肉のような味に感じられたという。後にカバを解体した際に付着した血液経由なのか、リフトバレー熱に感染した。
  • ラクダの丸焼き/サハラ砂漠(エジプト)...サハラ砂漠の遊牧民族・ベドウィンが結婚式などの祝い事の際に作る特別な料理。重量はなんと600kg、世界最大の料理としてギネス認定されている。地元のガイドによると、これで80人は腹を満たせるとか。作り方は、ゆで卵を魚の腹に詰め、それを鶏の腹に詰め、さらにそれを羊の腹に詰めて、最後にそれをラクダの腹に詰めて、巨大な鍋で24時間かけてじっくり煮込むというもの。ぶっちゃけ料理版マトリョーシカといったところか。料理には年を取って働けなくなったラクダが使われるため肉は固いものの、このシリーズの奇食としては珍しく味は決して悪くない。鬼頭もこの料理には大満足していたが、お供のピラフと合わせて一皿の量が数kgと大量なため、残さず腹に詰め込むのがひと苦労で、もう少しで吐きそうになるところだった。なお、鬼頭がこの動画で訪れた国の名前については何の説明もなかったが、後に制作された下記のウドンゴの動画の最後部にて、エジプトであることが語られた。
  • 台湾の夜市/台湾…夜市とは中華圏や東南アジア各地に点在する、夜中に営業する屋台や露店の集合市場であり、鬼頭はこの回ではこれといった料理を定めておらず、逸品を求めて訪れており、この夜市で臭豆腐(納豆菌で発酵させた豆腐)と毒蛇肉湯(毒蛇の薬膳スープ)と蜂の丸揚げとドブネズミの照り焼きと鶏の睾丸の煮込みを食した。
  • クング・ケーキ/マラウイ(マラウイ湖周辺)…アフリカ南東部のマラウイ湖に大量発生するフサカ(蚊の一種)による「蚊柱(推定50万匹の集団)」の中で水に濡らした鍋をふるって蚊を捕まえ、集め固めて焼いた、いわゆる「蚊100%ハンバーグ」。普通のハンバーグの7倍ものタンパク質を含むと言われている。ちなみに鬼頭はマラウイ湖の水に触れた際に運悪くビルハイツ住血吸虫症に感染した。
  • ピュラチレンシス/チリ…「鋼鉄のホヤ」「生きた岩」とも呼ばれるホヤの一種。見た目は岩のようで、中身は真っ赤な肉と血のような体液で満たされており、海水の1000万倍ものパナジウムを含んでいて強烈な金属臭を放つという。鬼頭はこれを食べた後、いつものように体調不良を起こし、血のように真っ赤な便が大量に排出された。この他にはピコロコと呼ばれる巨大なフジツボも紹介され、カニに似た味がするらしいが、その中身は指先でつまめるほど小さかった。
  • ハウカットル/アイスランド…頭と尾・ヒレ・内臓を取り除いたニシオンデンザメの肉を土中に数ヶ月埋めて常温発酵させた後に4ヶ月干した非常食で、ハカールとも呼ばれる世界屈指の激臭料理。他にもルーグブロイズ(ライ麦を原料にした蒸しパン)やスーリル・クルットスプンガル(羊の睾丸を羊の乳清に漬けて発酵させた料理)も紹介された。
  • ブランカス/マレーシア…日本では天然記念物の扱いを受けているカブトガニの丸焼き。カブトガニの血液は医療効果があるため医療目的で漁獲され、血液を抜かれた後に病院から料理店へ払い下げられるため、一般の市場には出回らない。味はカニに似た感じで悪くはないものの、卵にはフグの毒と同じテトロドトキシンが微量に含まれている。鬼頭は食後に体調不良を起こし、中毒の可能性を疑ったが、幸いなことに帰国後の検査では陰性と判明した。他にもカエルの炒め物とサゴムシ(ヤシオオオサゾウムシの幼虫)のフライも紹介された。
  • サワートゥカクテル/カナダ(ドーソンシティ)…ドーソンシティにあるバー「サワートゥカクテル・クラブ」のみで提供されている、人間の足の親指のミイラの入ったカクテル。禁酒法の下にあった1920年代、兄・ルイと弟・オットーのライケン兄弟が吹雪の中を酒を密輸していた際に事故に遭い、ルイの足の親指が凍傷になったため止むを得ず切断、記念にと親指を酒瓶に漬けて長年放置していたのを、のちに発見されて度胸試しに提供したのがはじまりであり、飲む際に親指にキスをすると記念に証明書が貰える。間違えて親指を飲み込んだ場合は25万円の罰金が課せられる。余談ではあるが、万が一に備えて予備の親指がストックされており、現在でも切断した親指を募集しているとのこと。
  • 童子蛋(ドウジタン)/中国(浙江省東陽市)…鶏の卵を10歳未満の男児の小便「童便」に漬け込んで茹でたゆで卵の一種。歴史は古く、昔の中国では童便は薬効があるものとして扱われていたため保存食として考案された。近年ではその製法と臭いから地元でも食べられない人が増えており、劇中では鬼頭は人一倍アンモニア臭に敏感なため、汚い公衆便所の便器にも例えられるその激臭に卵を味わう余裕などなく、これをかまずに丸飲みするしかできなかった。
  • 水煮活猫(シュイヂュウフオマオ)/中国(広東省)…広東省の「猫食文化」のひとつで、生きている猫を撲殺した後に解体し、香辛料や野菜と一緒に鍋で煮込んだ料理。猫は肉食動物である上に、熟成させずにすぐ調理するため、肉は筋張っている上に獣臭もあり、あまり美味いとは言えない。鬼頭が訪れた店では、目の前で生きている猫の頭を鈍器で撲殺する様子まで公開していた。
  • 欲望の炎の中の龍/中国(北京)…中国の首都・北京にある、陰茎の料理を専門とする高級レストラン「鍋里荘(カリソウ)」の名物料理。中国語での正式な料理名は不明。ウシ科の動物・ヤクの長大な陰茎を丸ごと調理したものにニンジンで作った龍の頭と尾を飾り付けてある。その味は例のごとく非常に生臭く、並み外れた性欲増進の効果があるという。この他には牛・馬・犬・鹿など6種類の陰茎と4種類の睾丸を野菜と一緒に鍋で煮込んだ料理(正式な料理名は不明)が登場し、2品合計の値段は日本円にして2万円相当であった。
  • ウドンゴ/タンザニア…色々な種類の土をペレット状に固めた食品。現地ではミネラル豊富で健康に良いと言われるが、実際に食べると口の中の水分がすぐに奪われてカラカラになってしまい、飲み込むにはかなりの量の水を必要とする。ちなみに鬼頭は治安が悪いことで有名なダルエスサラームの市場でこれを購入した直後、二人組の強盗に襲われてボコボコにされ財布を奪われたが、これだけは何とか死守して持ち帰ることができた。さらに後日、彼はアメーバ赤痢に感染して下痢と嘔吐が止まらず、病院で長期間苦しみ続ける結果となった。
  • 犬の肉の照り焼き、ゴカイしゃぶしゃぶコブラの料理のフルコース/ベトナム…ベトナムで滋養強壮に効くと言われる料理。この中には、生きて動いている状態のコブラの心臓を入れたカクテルもある。ちなみに鬼頭の感想では、犬の肉の照り焼きは味は悪くないものの、食べるには精神的に抵抗感があり、ゴカイのしゃぶしゃぶは予想通り非常にまずく、コブラの料理が最も美味だった模様。これらの料理の値段は日本円にして合計3万6000円相当で、コブラの料理が最も高価らしい。
  • キリンの肉/南アフリカ(ヨハネスブルグ)…本来キリンは絶滅危惧種に指定され、野生のキリンの狩猟は禁じられているが、国立自然公園内のキリンを、生態系のバランスを維持するために一定の数だけを射殺して、供養も兼ねて提携しているレストランに卸している。キリンは草食動物であり、基本的に草食動物の肉は美味いはずだが、レストランで出されたリブソテーは肉汁が無くてパサついており、獣臭も目立って美味いとは言えなかった。もしかすると年老いた個体の肉だったせいかもしれない。他にも前菜としてモパネワーム(ガの一種の幼虫)が生きたまま出された。なお、ヨハネスブルグは世界的にも非常に治安の悪い都市として有名であり、鬼頭も目的の店に向かう途中で二人組の強盗に襲われ財布とスマホを奪われている。
  • ゴキブリの素揚げ/マダガスカル…マダガスカル固有のゴキブリ・マダガスカルゴキブリを素揚げして塩を振りかけた料理。日本のゴキブリと違って森に生息し、落ち葉や果物を主食としているため病原菌は保菌しておらず、タンパク質も豚肉の2倍以上含んでおり、現地の人々は好んで食べるが、サイズは日本のゴキブリより2倍も大きく、昆虫食に慣れているはずの鬼頭でも躊躇するほど不気味な外見で、味の方も今にも吐きそうになるほど壮絶にまずい代物であった。ちなみにこれの前菜として、キャッサバの葉をすりつぶして香辛料と混ぜ豚肉と和えたペーストを白米のご飯にかけて食べる料理・ラヴィトゥトゥが出され(マダガスカルの人々はもともと東南アジアからの移民の子孫であるため米が主食である)、こちらは日本人の口にも合う美味しさで、鬼頭も感激して2度おかわりするほどであった。
  • 牛癟火鍋(ぎゅうひつひなべ)/中国(貴州)…貴州に伝わる高級料理で、牛の胆汁や牛癟(胃の内容物)を香辛料と共に煮込んだスープ。牧草が程よく消化されかかっているため身体に良いが、糞になる一歩手前なため臭いが牛糞そのもので、薬膳味もあってはっきり言って不味い。家畜の胃の内容物を使ったスープという点では、前述のヤンビーと同じ系統の料理と言えるだろうか。この回では偶然にも会社の仕事で白酒の取引に来ていた佐竹博文に出会い、佐竹と白酒の蔵元と一緒に会食した(佐竹は明らかに嫌がっていたが蔵元の機嫌を悪くしたくなかったため仕方なく付き合った)が、運悪くレストランで鳥インフルエンザに感染し、鬼頭と佐竹は後に回復したが蔵元は亡くなった。
  • ムベク(ドブネズミ)の串焼きとクンビクンビ(シロアリ)の刺身/マラウイ… 世界でも最貧国の一つと言われるマラウイでは、どちらも貴重な動物性タンパク源である。鬼頭が現地のレストランで食べたムベクの串焼きは、ろくに火を通していない生焼けだったため食感は最悪で味はドブ臭く非常に不味い。一方、クンビクンビは日本のシロアリよりも大型で、グロテスクな見た目に反して意外なほど美味であり、ジューシーな食感でカシューナッツのような後味がするという。なお、鬼頭は生焼けのムベクが原因で食後ハンタウイルスに感染し、しばらく死の淵を彷徨った。ちなみにシロアリはアリの仲間と思われがちだが、分類上は昆虫綱ゴキブリ目シロアリ科でゴキブリに近い種類である。
  • イグアナのスープ/メキシコ…イグアナを皮ごと全身ブツ切りにして丸ごと煮込んだスープ。肉自体は鶏肉に似た味でスープも美味いのだが、皮の部分が異常なほどに臭く、糞便よりも臭いがさらに強烈で、料理の味と臭いが全く釣り合っていない。この悪臭には鬼頭も食欲を減退させられ、「シェフは臭い抜きに失敗したのか!?」と疑っていた(真相は不明)。他にはウイトラコチュ(黒穂病に感染したトウモロコシ。人体には無害)のケサディージャと、芋虫のソテーのトルティーヤ添えとエスカモーレ(ツヤハダアリの卵)が紹介され、鬼頭はいずれも美味いと評していた。


これまで訪れた秘境(施設)

  • ナトロン湖/タンザニア…触れたものを瞬時に石化させる湖。
  • ポヴェーリア島/イタリア(ヴェネチア)…ペスト患者や精神病患者の隔離島。
  • 地獄の穴/トルクメニスタン…カラクム砂漠にある天然ガスが延々と燃え続ける巨大クレーター。
  • 世界一深い掘削穴/ロシア…コラ半島の研究施設跡地にある、旧ソ連政府が地殻捜査のために掘り続けた深度約12kmの穴。
  • プラバートナンプ寺/タイ…エイズ患者の拠り所として建てられた寺院。
  • エロマンガ島/バヌアツ…なんの変哲もないが名前のせいで日本人(主に男性)に異様な知名度を持つ孤島。
  • ケイマーダ・グランデ/ブラジル…推定一万匹の毒蛇が生息するスネーク・アイランド(蛇の楽園)
  • マチュピチュ/ペルー…標高2430mに位置するインカ帝国時代の山岳都市遺跡。文字を持たないアンデス文明時代に築かれたため、都市に関する文献などが一切無い謎に満ちた遺跡。鬼頭が最も好きな秘境であり、鬼頭は秘境への想いを馳せる原点に帰れると、年に一回訪れている。余談であるが、観光拠点であるマチュピチュ村を開拓し、初代村長になったのは日本人の野内与吉氏であり、彼の生まれ故郷である福島県安達郡大玉村とマチュピチュ村は姉妹都市提携を結んでいる。 詳しくはこちらの動画をご覧ください。
  • ブルーファイヤー/インドネシア(ジャワ島)…イジェン火山の登頂部に在る硫酸湖・イジェン湖の周囲にある硫黄が燃えた際に発生する青い炎で、夜中にしか炎が視認できない。同時にイジェン山は硫黄の産地であり、採石鉱夫が働いている。同時に硫黄ガスは有毒性があるため、訪れる際には防毒ガスマスクが必須(鉱夫は風の向きを読むなどしてある程度は回避している模様)。
  • ディスガスティングフード・ミュージアム/スウェーデン(マルメ)…異なる食文化に対して容易に否定すべきでなはいとの主旨で設立した、世界40カ国80種類の奇食を展示した博物館。来館時には嘔吐用の袋を渡される。館内では日本の納豆も紹介されている。試食コーナーもあり、鬼頭はネズミ酒(子ネズミを漬けた酒)とシュールストレミング(世界で最も臭い食材と言われるニシンの缶詰)を試食した。


これまで参加した奇祭

  • メガボンバー爆弾祭り/メキシコ(サン・ファン・デ・ラ・ベガ)…町の奴隷解放記念日に開催される手製爆弾ハンマーによる爆発祭り。
  • 顔面串刺し祭り/タイ(プーケット)…頬に剣など様々なものを串刺しにして、痛みによる神おろしを目的とした祭り。 
  • カミキリムシの幼虫祭/ニューカレドニア(ファリノ) …カミキリムシの幼虫を題材にした祭りであると同時に、幼虫は全て食材にする奇食の祭り。


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