概要
7ヶ国に跨る世界最長の山脈である。
北部は赤道に近い為気候が温暖で、中部は乾燥した高原地帯が広がり、南部は寒冷で地形が険しいのが特徴。
中部はかつてインカ帝国の首都クスコが置かれていたり、ジャガイモの原産地であったことなど人類史的に見ても非常に重要な地域である。
農地として優れている土地ではあるものの、ボリビアの首都ラパスと北部のユンガス地方を結ぶ車道は「死の道路」と呼ばれ、険しさは他の地域に勝るとも劣らない。
南部は農地に向かない土地が多いのでリャマやアルパカなど高地に強い家畜の放牧を行なっている。
汽船が航行する湖としては世界一の標高にある「チチカカ湖」や天空の鏡と呼ばれる絶景を堪能できる「ウユニ塩湖」、インカ帝国の遺跡として名高い「マチュ・ピチュ」は中部に存在する。
最高峰はチリとの国境に近いアルゼンチン領内に位置するアコンカグア(6,960m)。
フィクションにおいて
(必殺タクティクスが「アンデスのありじごく」、キャプテンのテレス・トルーエの異名が「アンデス不落の要塞」であるなど)。