概要
南アメリカ大陸北東部とガラパゴス諸島を領土とする国家。
公用語はスペイン語、首都はキト。最大都市はグアヤキル。
赤道直下にあり国家の名前の由来は赤道。
他の南米諸国と比べメスティーソ(白人とインディオの混血)が非常に多く、人口の67%を占めており、純血のインディオも22%と2番目に多い。
TPP参加申請をしている
治安状況
エクアドル人は他の南米人と比べ温和で大人しい民族とされるのだが、隣国のコロンビアやペルーなどから犯罪者に入り込まれることが多いことから治安は非常に悪く、ゲリラ、麻薬密売、武器売買等の温床になっている。日本人も殺された事件も発生しているが、被害者が不注意の末に起きた事件で本来は対策は十分に可能だった。あえて行くほどの観光スポットも無いので、社用等の特別用事の無い限りは絶対に渡航しない方がいい。
エクアドル新婚旅行殺人事件
2013年12月、エクアドルを旅行中の新婚夫婦が誘拐されて夫が殺されたのだが、
ホテルが手配したタクシーをわざわざ断って、安い流しのタクシーに乗車。結果、現地で俗に呼ばれる「特急誘拐」に遭遇。命を落とす結果となった。ちなみにホテル側が用意したタクシーは20ドル。身の安全を考えれば妥当な金額であり、被害者も払えないような身分でもなく、むしろ経済的に十分に余裕のある人間だった。
原因としては語るまでも無いが、被害者の危機管理能力が相当低かったと考えられており、ホテル側が手配したタクシーにそのまま搭乗していれば、通常では発生しない事件でもあった。
ちなみにエクアドルではタクシー絡みの事件が非常に多く、正規のタクシーの見分け方について、在エクアドル日本大使館のWebページに掲載されている。
在エクアドル日本大使館 エクアドル治安情報