概要
カース・マルツゥは、チーズの一種である。サルデーニャ語で「腐ったチーズ」を意味する。
このチーズの最大の特徴は、生きた蛆がチーズの中に入っていること。なので、虫などが苦手な人は画像検索注意。ペコリーノ・サルドというチーズにチーズバエの幼虫(蛆)をつけることで、幼虫の体外消化(要は排泄物)によって通常より発酵が促進される。食べる前にチーズからこの幼虫を取り除く人も、幼虫ごと食べる人もいる。
なお、幼虫が体内で生き延びて仮性筋症と呼ばれる状態になる可能性があるため、健康被害の恐れから欧州連合ではこのチーズの販売が違法とされているが、サルデーニャ島では闇市で取引されている。
別名・表記ゆれ
カース・モッデ カース・クンディードゥ フォルマッジョ・マルチョ
関連タグ
SAN値直葬:画像検索する際、場合によってはこれになりかねない。