概要
イモノキとも呼ばれ、また芋はキイモとも呼ばれるように、芋をつける植物としては珍しく低木になる。細長い芋をつける。
茎を土に指すだけで根を張って育つほどの生命力の強さである。
また作付面積あたりのカロリー生産量は他の芋よりも大きいとメリットが大きい作物だが、毒(青酸)があり、ジャガイモやサトイモ以上に毒抜きに手間がかかる欠点がある。日本では鹿児島や沖縄で栽培され、東南アジア料理の食材を扱っている店で見かけることがあるが、品種改良の結果毒素を持たなくなったものを販売していると思われる。
タピオカの原料にもなる。
スライスしてフライにする、粉でパンを作るなど、食べ方はいろいろある。
また、独特な形状をしている異国情緒あふれる葉を観賞用にすることがあり、斑入りの葉が見られるものは観賞用として園芸用の熱帯植物を扱う店で買うことができる。
別名・表記ゆれ
カサバ カッサバ イモノキ マンジョーカ