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概要*編集

トウダイグサ科フラ属の木。ゴツい棘が樹皮を埋め尽くすように大量に生えることが特徴的な木である。このことから猿がこの木を登ることを禁止していると言われることもある。


熱帯域を好み、アマゾン熱帯雨林を含むアメリカ大陸から進出し今ではタンザニア等でも外来種として知られる。


白い樹液は有毒で、現地の人はこれを使って狩りを行う(カリブ族などはこれを矢に塗るなども知られる)。


最大の特徴はそのカボチャ型の実と言える。熟すると爆発する実は、種を秒速70m(時速にして250km)の勢いで飛ばす。この木の別名である「ダイナマイトツリー」も実が爆発することから来ている。ちなみにこの実も毒を含んでいるらしいので注意。


かつてサイズ材が使われていない紙がインクを吸収しすぎるのを防ぐ為に細かい粉を振り掛けることがあった。この粉はパウンスまたはサンド(砂)と呼ばれ、入れておく容器をサンドボックス(砂箱)と呼ぶ。当時は現代的なペンではなく羽根ペンやニブで書いていたのでそういったものが必要だったのだが、この木の果実を熟する前に切り分けサンドボックスとして利用していたことがあり、そこからスナバコノキという名前が着いた経緯があるのだ。


その他この木は木材や薬用にも使われてたりする。


タグ*編集

有毒植物

マンチニール ギンピギンピ

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