メイン画像は鶏肉(本場はひき肉ではない)をホーリーバジルで炒めたガパオ。
概要
青唐辛子の辛さと濃厚なココナッツミルクのコクが特徴のタイカレー(ゲーン)、甘辛いタレでいただく焼き鳥(ガイヤーン)などが有名。
昔のタイではスプーンやフォークや箸を使う文化は無かったが、現在は中国や西洋の影響を受けてカトラリーを使うようになった。だが、現在でも「手で食事を食べる文化」を守っている地域もある。
タイは中華圏の文化の絶大な影響を受けており、料理もまた中国ルーツのものが多い。
特徴
バンコクなどタイ中部のメニューは基本的に「甘味」「辛味」「酸味」が際立った味付けがされているため、日本人が食べると違和感を覚える人も少なくない。そのため、最初はレモンなどで味を緩和しないと完食できなかったのに、後からじわじわとファンになるという人もいる(タイでは食べる人が出された食事に対して自分の好みに味付けをしても失礼にならない。タイ料理店では「唐辛子入りの酢」「ナンプラー」「砂糖」「唐辛子」の入った調味料入れがテーブルに常備されている)。
近年のタイ料理は砂糖と油脂の多用が著しく、タイ人はさらに砂糖を大量にかけて食べるため、タイ在住の日本人などからは世界一不健康な料理といった烙印が押されることもある(砂糖を多く使うのは日本料理を含めたアジアの料理全般の傾向ではある...が実際のところタイ料理の砂糖の多用は飛び抜けている)。タイでは暑さからの清涼飲料水の多飲とあいまって砂糖の消費量が世界トップレベルとなり、肥満が深刻な社会問題になっている。もっとも、タイ料理の全てが高カロリーという訳ではなく、味付け次第で砂糖を使わないタイ料理もあるし、タイ料理店ではなんでも好みで注文する文化から「マイワーン=甘くしないで」といったオーダーもできるから、タイ料理を嗜む際は甘さ控えめを心がけたい。
タイ料理の一覧
関連イラスト
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yumyum・・・タイ料理の味を再現したインスタントラーメン。
長谷川穂積・・・プロボクシング引退後タイ料理店のオーナーに。対戦相手のウィラポン・ナコンルアンプロモーションも引退後タイ料理のレストランを経営。