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概要

動物ウンコに集まる糞虫(クソムシではなくフンチュウ)の中で、ウンコをボール状に固めて転がす性質を持つを表す総称。
基本的にはタマオシコガネスカラベ)を差す。

名前の通りに転がしている大きなウンコは、自分のものではなく他の動物のもので、フンコロガシにとっては大事な食料である。
ウンコというのは消化された後の残りかすであるから栄養価はそれほど高いものではなく、これを食べて生き抜こうとすると結構な量が必要になる。見つけたその場で食べていると同族がワラワラと群がってきて食いでが減ってしまうので、手頃な量を丸めて安全な場所まで持って行ってのんびり食べる。
しかしながら、玉を作るのもわりと手間がかかるので、他の個体が作った玉を横取りしようとするものも存在し、しばしば奪い合いになる。
飼育下では腐肉や昆虫ゼリーも食する。

フンコロガシは放置されたフンを勝手に掃除してくれるため自然界では「分解者」としての立ち位置になり、オーストラリアではのフンを撤去する際にわざわざアフリカヨーロッパからフンコロガシを輸入して害を防いだことがあるらしい。
現在でもフンコロガシ養殖は重要な産業となっており、それこそ日本カブトムシ養殖の比ではない。命かかってるからね。

日本にはの生えた糞虫はけっこういるが、転がす虫はマメダルマコガネという2mmくらいの超小さい虫しか生息していない。

ちなみに古代エジプト文明ではその玉を器用に転がしていく様からこのフンコロガシを太陽を動かす神の化身とみなしていたという。

以上のように、日本では南国などの暑い地域に住む生き物というイメージが強いが、どうぶつの森シリーズでは冬に現れて、雪玉を懸命にせっせと運ぶ。ウンチを転がすという絵面が不味かったからだろうか。(一応フォローしておくと、博物館に寄贈するとフンを転がす姿を観察できる。)
それにしても甲虫が苦手とする冬で、それも熱帯地域の生き物がこのように逞しく適応する辺り、この世界のフンコロガシは相当進化しているようである。もうこれフンコロガシじゃなくてHUNKOROGASHIなんじゃなかろうか。

また、巣に帰る際には昼は太陽、夜は月の光を頼りにしており、月の出ない夜には天の川の光を頼りに巣に真っ直ぐ帰ることができるという。

関連項目

  甲虫 ファーブル

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