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概要

動物ウンコに集まる糞虫(クソムシではなくフンチュウ)の中で、ウンコをボール状に固めて転がす性質を持つを表す総称。
基本的にはタマオシコガネスカラベ)を差す。

名前の通りに転がしている大きなウンコは、自分のものではなく他の動物のもので、フンコロガシにとっては大事な食料である。
ウンコというのは消化された後の残りかすであるから栄養価はそれほど高いものではなく、これを食べて生き抜こうとすると結構な量が必要になる。見つけたその場で食べていると同族がワラワラと群がってきて食いでが減ってしまうので、手頃な量を丸めて安全な場所まで持って行ってのんびり食べる。
しかしながら、玉を作るのもわりと手間がかかるので、他の個体が作った玉を横取りしようとするものも存在し、しばしば奪い合いになる。

フンコロガシは放置されたフンを勝手に掃除してくれるため自然界では「分解者」としての立ち位置になり、オーストラリアではのフンを撤去する際にわざわざアフリカヨーロッパからフンコロガシを輸入して害を防いだことがあるらしい。
現在でもフンコロガシ養殖は重要な産業となっており、それこそ日本カブトムシ養殖の比ではない。命かかってるからね。

日本にはの生えた糞虫はけっこういるが、転がす虫はマメダルマコガネという2mmくらいの超小さい虫しか生息していない。

ちなみに古代エジプト文明ではその玉を器用に転がしていく様からこのフンコロガシを太陽を動かす神の化身とみなしていたという。

関連項目

  甲虫

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