CV:青野武
人物像
フンコロガシ型レプリロイド。今回の8大ボスの中で唯一、ゲイトの造ったレプリロイドではない。
暢気でマイペースな性格をしており、全体的に気が抜けるセリフが多い。自称「トレジャーハンターにして考古学者」だが、世間では遺跡荒らしと認知され、イレギュラーハンターに指名手配されていた。
だが、本人は至って研究熱心なだけであって悪気があった訳ではない様である。事実、その情報や学術の収集量は、エイリアからも「単なる遺跡荒らしとは違う」と評され、自分以外基本的に誰も認めようとしないゲイトですらも一目置く程であった。
ゲイトに古代遺跡や古代ロボットの学術データと引き換えに保護を依頼し配下になっているが、今度はその能力を見込んだ彼によりエックスやゼロが発掘された「禁断の地」への侵入を唆されてしまい、発見したエイリアによって止む無く処分されてしまう末路を迎えている。
当のゲイトは、スカラビッチを完全に道具扱いしていた様で、責任追及されても何の反省の色も無かったとの事。
さらにこの後、蘇らされたスカラビッチは、ナイトメア調査員として活動する事をゲイトに命じられる事になるのだった。
なお、他のシリーズと異なり、X6の8大ボスには「異名」が設定されていない。
使用技
ストーン・スカラベ
「よいしょ、よいしょ」と連呼しながら、大小様々な大きさの特殊ストーン弾を転がしてくる。
ストーン弾の大きさで連呼するセリフが変わり、大きくなるほど必死になる。特大サイズは必死すぎ。
小→「よいしょ、よいしょ」
中→「わっせ、わっせ」
大→「よおおおおおおいしょぉ!! よおおおおおおいしょぉ!!」
特大→「うううううううううううんしょ!!! ううううううううううんしょ!!!」
フェークモーション
転がして進むのかと思いきや、途中で止まる。
レジューム
ストーン・スカラベを再開する。
バスター攻撃
ストーン・スカラベを盾にしつつ、腕部のバスターを発射してくる。
「おりゃっ!」
ストーン・スロー
転がしていたストーンを、放射線状、もしくは跳ねるように蹴り飛ばしてくる。
即座に代えのストーンを召喚し連続で蹴り飛ばしてくることも。
「どうしたこうしたぁ!」「どりゃぁ!」
マッチレ・ストーン
難易度を「むずかしい」にした時のみ発動。
紫の岩が加わる。(ブレードアーマーのチャージセイバーで破壊可能)
サモン・ストーン
難易度を「むずかしい」にした時のみ発動。
黄土の発信機の岩が加わる。
断末魔
「無念~~~~~!!!」
弱い割には言動が古い。
弱点武器
エックス:ヤンマーオプション
ゼロ:ヤンマーオプション
これでダメージを受けると「いたたたたたたっ!!!」と言って飛び上がる。
エックスのチャージ版アローレイでも弱点相当のダメージを与えることができる
獲得武器
グランドダッシュ(エックス)
通常:目の前に巨大な岩を発生させ、タックルして飛ばすことで敵に攻撃する。
壁等に隣接している際はタックルのみ行う(この場合はゲージを消費しない)。
岩は特定のブロックを破壊でき、タックルは破壊の他に移動させることもできる。一瞬だけ滞空可能。
チャージ:さらに巨大な岩を発生させ、前方に飛ばして攻撃する。
ブロックを破壊する効果はないが、敵や地形を貫通する。
発動時には何故か一瞬だけ時間が止まる。(特定の方法で使用すると時間が止まったまま動けるようになり、全ての敵やオブジェクトから当たり判定が消える)
旋墜斬(せんついざん)(ゼロ)
空中で、上+通常攻撃ボタン。
空中から斜め下に急降下しながら斬りつける。着地する際には画面全体が振動する。発動中は着地するまで無敵状態だが、着地後のスキが大きくキャンセルもできない。特定のブロックを破壊可能。強制スクロールの場合、何故か若干画面が動く。
(使う場所によってはフリーズの危険がある)
そのコマンドから、ロープに掴まって移動する際に暴発しやすく、上記のとおり中断もできないため穴に落ちやすくなるというデメリットもある。
ブレイズ・ヒートニックスの弱点。
正直…
X6のボスの中では最弱と言われる。なんといってもただ当たり判定のある岩を動かしてくるだけでヤンマーオプションの様に弾幕を張ってくることもなければ厄介な飛び道具技もない。ステージにも大した仕掛けもないため、ステージこそ難しいがボス自体が弱いため、ある意味最初に攻略するにはもってこいの相手である。
ただし、このボスを考えなしに倒してしまうとゼロがミジニオンステージで地獄を見ることに…。