ARK:Survival_Ascended
あーくさばいばるあせんでっと
Studio Wildcard(スタジオ・ワイルドカード)製作、Steam等で配信されている『オープンワールド恐竜サバイバルアクション』ゲーム「ARK:Survival_Evolved」のリマスター版。日本版はスパイク・チュンソフトより2023年10月下旬に発売。開発ソフトがアンリアルエンジン5に変更され、生物、アイテム、建築物等のデザインを一新。グラフィックも向上し、前作以上に完成度の高い仕上がりとなっている。
※当記事では、以後ARK:Survival AscendedをASA、ARK:Survival EvolvedをASEと表記する。
基本はASEとさほど変わらないが、以下のような変更点が見られる
生物
- 野良で生物の赤ちゃんや女王蜂が出現。
- ASEに登場した生物は同マップに実装。さらにASAの新生物も追加されるとのこと。
- 一部生物のステータス・能力調整があったようで、これによりフンコロガシのように強化された生物もいるが、スピノサウルスなどは弱体化してしまった。
建築物
- 一度設置した建築物を30秒経過した後でも回収できる。
- 似ているもの(木の壁と木のドア枠など)が統合され、設置時に何にするかを選択できる。
- 柱を横向きに設置したり手すりを斜め、逆さに設置できるようになり、オシャレな拠点づくりに使用できる。
- 痒い所に手が届く四分の一サイズの壁の実装。
- 土台から離れたところに建築できる範囲が2マスまでから3マスまでに拡大。
- 発電機は範囲内に電気をワイヤレスで供給するようになり、電線、コンセントが廃止。
- 調理鍋等では作れるものがインベントリ内にエングラムのように表示され、それを選択して作ることができるので、料理を作ろうとしたら染料ができたという事故を防ぐことができる。
カスタムマップ
実装済み
実装予定
Ragnarok(2025年3月予定)
Valguero(2024年12月予定)
Crystal_Isles(2025年4月予定)
Lost_Island(2025年8月予定)
FJOROUR(2025年10月予定)
※実装予定はあくまで予定であり、遅れる可能性があるので注意。
生物を持ち運べる便利なアイテムであるモンボこと低温ポッドが実装されたが、ASEに比べて大幅な弱体化を受けた。具体的には、
- 起動して90秒以上経過している低温冷蔵庫の近くでしか生物を出せない
- 低温冷蔵庫はプラットフォームサドル・筏の上には設置できない
- ダメージを受けた生物は1分間低温ポッドに入れられない
といったもの。ASEと同じ仕様で低温ポッドを使いたい場合はMODを導入するとよい。
11月中旬のアプデでPVEではASEの仕様に戻った。
ローカルや非公式サーバーではiniファイルを編集することでASEの仕様に変更できる。
複数の新生物が追加されている。各マップに1種ずつ追加される模様。今後実装予定のマップの新生物も一部判明している。
また、Garuga123氏による生物追加MOD、「ARK: Additions」の生物のうちケラトサウルスとシファクティヌスが2024年5月に、デイノスクスが同年7月に公式採用され、実装された。そのほかにも有料DLCとして新生物が度々追加されている。(DLCを購入しないとテイムできない。)
Aberration実装と同時に追加された新要素。野生生物はランダムに遺伝子特性を持つようになり(持たない個体もいる)、DLC「Bob's Tall Tales」を購入すると制作可能となる「遺伝子スキャナー」を使うことで、その生物が持っている遺伝子特質を確認することができる。テイム済み生物からは遺伝子スキャナーで遺伝子特性を抽出することができる(抽出した後、その生物は遺伝子特質なしになる)。抽出した遺伝子特性は同じ生物の赤ちゃんに移植できる(例:ユタラプトルから抽出した遺伝子特性はユタラプトルの赤ちゃんにのみ移植できる)。
遺伝子特性には主に以下のような種類がある
- 特定のアイテムの重量軽減
- 特定のステータスの変異を起こりやすくする
- 体力が減ると被ダメージが下がる(与ダメージが上がる)
- 子が特定のステータスの高い方を引き継ぐ確率が上がる
基本的にASEと変わらない。こちらの記事を参照。⇒ボス(ARK:Survival_Evolved)
グラフィックの向上により求められるPC等のスペックが高くなり、カクつくという人も多いだろう。設定である程度デバイスの負担を軽くできるので、YouTubeに投稿されている動画を参考にするとよいだろう。