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サンサーラ・ナーガ2

さんさーらなーがつう

サンサーラ・ナーガ2とは、1994年7月15日にビクター音楽産業から発売されたロールプレイングゲームの続編である。
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子供を相手にしたのは
その少女だけだった。
子供が抱く石のような卵が孵ったら、
一緒に竜の謎を解こう。
ふたりは、そう約束しあった。
少女は幼くして天才といわれた竜使い。

その名をアムリタ。

そして、10年後・・・

概要

前作サンサーラ・ナーガに引き続き、監修押井守、脚本伊藤和典、音楽は川井憲次、キャラクターデザインは桜玉吉が担当。前作と比べるとキャラクターは基本おちゃらけているが、ストーリーは重い。

物語

サンサーラ・ナーガ2「序章」


竜使いギルド「龍苑」を裏切り、竜使いになるために必要なヘルメットを保管していた倉庫に火を放って逃亡した、天才竜使いであり、捨て子であった主人公の最大の理解者であった少女アムリタ
主人公である「あなた」は龍苑の長老の命令により、1000年に一度生まれるという言葉を話す白竜とともに、その真意を知るためにアムリタを追い、世界を駆け抜けることになる。

登場人物

主人公

サンサラ2絵つめあわせ
おやつの時間


「龍苑」の前に、孵らない卵と一緒に捨てられていた赤ん坊。龍苑住み込みの老人に育てられたが、「クズレ竜使いの夫婦がやまれぬ事情から捨てていった。」と人々から噂され孤独であった。
男の子(ダップ)を選ぶと水色のヘルメットをかぶった眉毛の太い少年。女の子(パリラ)を選ぶと銀の肩当に桃色のローブを着た、髪の毛を二つ縛り(ファーチー)にした少女となる。
長老によって「アムリタ」の追っ手となることを命令される。

アムリタ(CV:佐久間レイ

旅の終わりを見届ける義務がある
アムリタ


主人公の話を唯一真摯に聞いてくれただけではなく、周囲からも天才として将来を有望視されていた紫髪ショートヘアの竜使いの少女。しかし、龍苑の倉庫の火事と時を同じくして逃亡したため、竜使いギルドの追っ手から追われることとなった。主人公が各地で聞くことになる彼女の評判は「すばらしい竜使いである。」というものと、彼女のせいで「めちゃくちゃなことになった。」と両極端なものである。
前作に登場した「旅の友」を発展させたキャラクターであるが、本作は「永遠の叛逆者」といわれる彼女の物語でもある。
また、2~3頭身のキャラクターの世界の中で、彼女のデザインだけあからさまに違う

アル・シンハ

前作では主人公の師匠にして、かつて人界と竜界を分けて世界を救ったといわれる、長い頭を持った伝説の竜使いの老人。今作では「ナーガ霊園」に埋葬されている故人であるが、各地で「アムリタに妨害されないため。」などとのたまい動物などのアバターを使い主人公を導く。

用語

竜使い

ギルドに所属し、強大な力を持つ竜を笛一本で操ることができる者たち。「竜使い十戒」を守り、人々からは尊敬と畏怖の入り混じった目で見られている。
ギルドから追放されるなどした非ギルド系の竜使いは「クズレ竜使い」と呼ばれ、ギルドが運営する公共機関や町の施設が利用できず、野盗まがいの生活をおくっている。
敵として立ちふさがるのは、竜使いもどき竜使い見習い若い竜使い中年の竜使い女竜使いドラゴンマスター(CV:千葉繁)・ドラゴンメイジ、さらにその上には王権によって庇護されている竜騎士がいる。
また、その他のモンスター(みじんこなまずがましゃちほこれいようかめとりむしみずねこ)を使う「モンスター使い」もいる。

強大な力を持つある種の生体兵器ともいわれる存在。今の世界にいる全ての竜は、一個の卵から始まったと伝わっている。竜使いによって育てられ、使われることで完結しているため野生のものは存在しない。前作では街中では連れ歩くことができなかったが、龍苑の公共サービスが行き届いた今作では出入りができる。完全生物でもあり、何も付けずに海中で行動ができたり、カタパルトやヘリポートを利用すれば空を飛ぶこともできる。
なお、オス竜は巨大で凶暴なので冒険に連れて行くことができず、使われる竜は全てメス竜である。

ゆりかごは落ちる  
サンサーラちょっと詰め


白竜(セト)

1000年に一度生まれるという言葉を話し、回復や戦闘補助に役立つマントラを使うことができる司教タイプの白い竜。主人公とともに捨てられてた孵らない卵から、アムリタの叛逆に呼応して孵り急激に成竜に成長した。
冒険では豊富な知識から主人公に助言を与えてくれる。何か重大なことをを知っているようであるが・・・

蒼竜(ニロ)

蒼いお守りを買うと、白竜の産んだ卵から孵る竜。一撃の攻撃が強力な戦士タイプである。

紅竜(ラト)

紅いお守りを買うと、白竜の産んだ卵から孵る竜。強力で各種属性を持つ「ブレス」を使ってモンスターを一網打尽にできる魔法使いタイプである。

緑竜(ハリヨ)

緑のお守りを買うと、白竜の産んだ卵から孵る竜。白竜に似たマントラを扱えるが、モンスターの召喚や、前世に戻し弱体化させるなど不思議な力を持つ。この竜だけ成長後の姿が妖怪的である。

黒竜(カロ)

アムリタの連れていた竜から特殊な経緯で生まれてきた漆黒の竜。

親衛竜

第6階層タボーローカで竜騎士によって使われる強力な力を持つ竜。

その他、敵として立ちふさがる竜がおり、世界中の神話に伝わるドラゴンの名前がついている。デザインは桜玉吉独自の解釈で、「きょうく(共工)」を除き基本的にシリアスである。

サンサラ絵:お絵かきBBSまとめ


前作に引き続きインド神話をモデルとしたこの世界で聖獣としてあつかわれる動物。守護者「牛丼仮面」の他、今作では守護獣として「ミノタウロス」(通常に加えアオ、アカ、ミド、クロ、ハイがいる。)、原初の牛と呼ばれる「スラビ」が要所で立ちふさがる。

はらたま

あの人に


各世界に1軒ずつ存在する「立喰いソバ屋チェーン」。名の由来は「祓いたまえ清めたまえ」の略。
客として「立喰いのプロ」と「竜使い」が出入りしており、店主に話しかけ注文すると各種情報と、スタンプを押してくれる。スタンプは揃えると強力な武器や防具が景品としてもらえる。
住み込みで経営されており、奥には店主そっくりな妻と子供が住んでいる。
創立者は「アル・シンハ」。支配人は「アルジンバ」。

世界

前作ではの形のアクバーラ大陸を舞台としていたが、今作では巨大な亀の背中に生えたシュメールの柱に支えられた8階層の8つの世界、計64のカーラチャクラ世界を冒険する。
守護竜は一部を除き「サンサーラ・ナーガ1×2」より登場。

ストゥーパはっけん
サンサーラせかい


第1階層ブールローカ 

始まりの地、竜使いのギルドである「龍苑」や伝説の竜使い「アル・シンハ」が眠る「ナーガ霊園」。竜の産卵のために必須な「オス竜の巣」などがある。守護竜はナーガ
登場竜:はん(蟠),ちい(螭),みずち,ドラゴンゾンビ

第2階層ブヴァルローカ

一大商業地区であり、卵泥棒シンジケートが暗躍する「アルタのマーケット」や、竜の産卵や産まれたばかりの仔竜の世話をしてくれる「アルタ総合病院」がある階層。守護竜はストーアワーム
登場竜:エキドナ,ムシュフシュ,イピリア,おう竜(応龍)

第3階層スヴァルローカ

火山や砂漠、ミノタウロスが立ちふさがる「アスラのダンジョン」が広がる火の階層。
守護竜はサラマンダー
登場竜:バジリスク,きっちょう(吉弔),ラハブ

第4階層マハルローカ

雨が降りしきりアムリタと邂逅する「雨の草原」や、海中での冒険が待っている「マカラ環礁」。モンスターが次々と生まれいでる「温泉世界ラドン」の乳海がある水の階層。

眠りの竜は何の夢を見る


守護竜はパンナガ。
登場竜:マカラ,タラスクス,クラーケン,ヒュドラ,リヴァイアサン,ティアマト

第5階層ジャナローカ

強風の吹きすさぶ「風鳴りの谷」「風の迷宮」、空を飛べるようになった竜と訪れる「浮遊大陸」や「大雲海」。地下では背中から樹を生やした「銀竜」が眠り、不思議な体験をする神曲の「空中庭園」、なぜかナチス風の司令官や兵士が詰める「ヴァーユの砦」などがある風の階層。
守護竜はリンドブルム
登場竜:カンヘル竜,ククルカン,きょうく

第6階層タボーローカ

デノミにより持ち金が屑と化す「グランバザール」。様々な「モンスター使い」と戦い力を示すことになる「コロシアム」。もはや竜使いギルドの威光が届かぬ、王権が支配する「ブランダラ地方」「王宮」と奥には後宮のある階層。

あいじん10ごう


守護竜はウロボロス
登場竜:親衛竜,聖竜

第7階層サティヤローカ

立喰いソバ屋チェーン「はらたま」のみしかない小世界。ここで今までの階層がどうなったのか、アムリタの思いを追体験することになる。初期設定では「立喰いの荒野」「蜃気楼の砂漠」で「スナクジラ」や「オカマッコウ」と白鯨する予定であった。
守護竜案は生命の樹の影に潜んだシン

第8階層アローカ

カオスドラゴン


泣いても笑っても最後の世界。アムリタの真意とは何か、世界の果てには何が待っているのか。ここで「あなた」はサンサーラ・ナーガの意味を知ることになる。
登場竜:ヴリトラ,ふぉん,???

余談

  • 前作の「誰とでも戦える」「モンスターの鱗や甲羅で防具を作れる」は今作では廃止された。(なぜしたし…)しかしSFC版でも武器や防具に使用回数制限がある。
  • 「竜使い」は人間なので急激に強くならないという考えから、武器、防具にたよるか、各階層で祝福を受ける以外の成長はない。
  • 竜は前作に引き続きモンスターを食べると成長するが、前作が食事=経験値だったのが、通常の経験値+αになった。またファミコン版でできたクズレ竜使いの「人喰い」はできない。(金銭が手に入る。)
  • このゲームのモンスターは金銭を落とさないため、食べずに獲物とすることで町で売って換金できる。前作同様、強さなどは金額に関係ないので、高額な獲物を見極める必要がある。
  • 白竜は基本的に命令に従うが、仔竜たちは「道徳」や「思いやり」の値が低いと従わないため、定期的に笛を吹いたり、ストゥーパにお布施をするなどの管理が必要となる。
  • 前作と違い64の世界で区切ることで、フラグ管理ができると製作者側は考えたが、お使いイベントが多くなってしまった。
  • マップデザインは監修の押井守自身が担当。方眼紙で世界を作る行為がとても楽しかったという。2016年にはドラゴンクエストビルダーズで景色を作るのにハマったとのこと。
  • 川井憲次のアレンジ(ボーナストラック「ドラゴンメロン」入り、キャラメイク曲は未収録)と、アムリタのミニドラマが入ったサントラが発売されていたが、再販されていないため現在はプレミア化している。
  • 曲数は前作より少ない。フィールド曲ではパンフルートをSFCで再現するために容量をとても多く使ったという。また「空中庭園」は神曲として名高い。
  • キャラクターデザインの桜玉吉は当時の作風とは違う、シリアスなモンスターデザインができて楽しかったという。また仕様書の説明に独自の解釈を盛り込んだ奇妙なデザインは、スタッフ間で採用するかどうかで結構もめた。それに対し老人や中年のキャラクターは一発で採用されている。
  • PVは「機動警察パトレイバー2theMovie」を作り終わったスタッフに作らせた。なお本編に登場しない「しあわせのかたち」の登場人物や、SFC版では没った「サラマンダー」が出演している。
  • ゲームボーイアドバンスで、前作とカップリングした「サンサーラ・ナーガ1×2」が2001年11月14日に発売されたが変更点が多い。

・フィールドグラフィックの描き直し。「パンナガ」「銀竜」「灯台の魔物」は大きくデザインが変わった。
・前作にあったギャンブルスイカ割り」がFC版とはシステムは違うが復活。
・戦闘画面がクォータービューに。モンスターのディテールはつぶれたが3DCG化によるフルアニメーション。
・ゲームバランスの見直しとモンスターの統合・削減、武器と防具の使用回数制限の廃止。
・マントラ「サンサーラ」の効果が前作のモンスターに変えるものに。
・守護竜の設定復活。
・中ボス戦(GBA版1の戦闘曲)、ラスボス戦の曲の追加。
ラスボス戦突入時の演出の削除、すべての首と同時戦闘に。
・SFCではクリアすると1番目の「セーブデータが消える」という「演出」があったがGBAでは「クリアしていないもう片方のゲームに移行する」(両方クリアしているならばエンディング)という形に変更された。

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