概要
『サンサーラ・ナーガ2』における、空中世界である第5階層ジャナローカに出現するモンスター。
上段が左から台風・雪・雷、下段は晴れ・雨という、見た目の通りの5体1組である気象を操る妖精で、浮遊大陸を竜使いが飛行していると襲いかかってくる。
敵としては単体扱いで出現し、同地域に出現するモンスターの倍近いHPを持つ。
そのかわりに経験値や売値が高いが、各種属性攻撃に強く、全体状態異常を含めた特殊攻撃を複数所持する面倒くさいモンスターである。
SFC版では大型サイズモンスター扱いであるためか、前世に戻してしまうマントラ・サンサーラをかけると同サイズの雲に沈み込んだベヒーモスに変化する。(GBA版ではいっぽんどっこに)
余談
名前の元ネタは農器具・発動機メーカーヤンマーがスポンサーとなって放映されていた、『ヤン坊マー坊天気予報』(1959~2014年)。
当初はヤンマのモンスターという設定で、デザイン担当の桜玉吉氏によるリアルなトンボのラフ画が描かれていたが、ギャグ漫画家でもある玉吉氏の真骨頂であるともいえるこのデザインとなった。
5体1組であるのは監修である押井守氏の代表作である『ケルベロス・サーガ』(登場人物の名が色)や、本作の中ボスであるミノタウロス(アカ・アオ・ミド・ハイがいる)と同様に、スーパー戦隊シリーズ(氏が関わっていた科学忍者隊ガッチャマンとも)が裏モチーフにあるからだと思われる。