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桜玉吉

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さくらたまきち

日本の漫画家。アニメ絵、写実調、墨絵などの多彩な画風を使いこなす。扱うネタはゲームパロディや私記が大部分。時期によってその作風に大きな違いがある。代表作に『しあわせのかたち』「漫玉日記シリーズ」『のんきな父さん』など。

桜玉吉とは、日本の漫画家である。自画像は基本黄色い仮面をかぶった男だが、画風の変遷により姿は変化し続けている。

概要

有限会社玉屋社長(である筈だが、現在でも事業者として実体があるのかは不明)。

MSXマガジン等でのイラストレーションの仕事を経た後、「ファミコン通信」(現「ファミ通」)にて代表作の一つである『しあわせのかたち』を連載。この頃からアスキー、ひいてはそのメディア事業を後継したエンターブレインとの関係は深く、後に『しあわせのかたち』2代目担当であった金田一健氏が編集長となって「コミックビーム」が立ち上げられた際、本誌上にて「漫玉日記シリーズ」を連載し、同誌の目玉の一つとして長らく注目されていた。長年、「ファミ通」誌上にて広告4コマを連載していた。

エンターブレイン系以外では、ホビージャパンの「コミックマスター」誌上にて「甲殻大戦争」(文庫版「ブロイラーおやじFX」に2色刷りで収録)、O村こと奥村勝彦が秋田書店の編集者時代に「グランドチャンピオン」誌上にて、下品すぎると反響があった「ブロイラーおやじFX」、「月刊アフタヌーン」誌上にて多分ゲーム紹介漫画である「なぁゲームをやろうじゃないか!!」(通称「なげやり」)を連載していた。(4コマ漫画まで入れるとさらに多い。)

また2017年1月現在、週刊文春にて「日々我人間」というタイトルで1/2ページの日記漫画を週刊連載している(当初は隔週刊連載であったが、後に週刊化した)。

漫画家としての活動以外では、『サンサーラナーガ』シリーズのキャラクターデザインや、「ピキーニャ!」のキャラクターデザインなどを務めている。

長年うつ病に苦しんでおり、さらに『御緩漫玉日記』で解離性同一性障害と思われる症状を自覚して連載を断念してからは、長らく漫画家としては大規模な連載作品発表は行っていなかった。前後の状況からファンの間からは安否を気遣う声が上がっていたが、2012年、コミックビームの震災1周年企画に対して、当日の自身を綴った「3.11 金曜日」を寄稿、散発的ながら「漫玉日記」シリーズを再始動させた。

なお、時間的余裕の無さを露骨に感じさせる作品が散見されることや、頻繁に休載することから「落とす」常連であると思われているが、過去の連載も込みで本当に原稿を落としたことは片手で数えられる程しかない。

他のペンネームに「チャーリー野沢」「奥村勝彦」など。

代表作

ゲームキャラクターデザイン

関連人物

  • 奥村勝彦 (O村) - 「ビーム」編集総長、「桜玉吉のかたち」編纂者
  • 牧野伸康 (ちょりそのぶ、ちょりぞう) - 立体イラストレーター 「しあわせのかたち」アシスタント 学生時代からの友人
  • 武井宏之 (カメさん) - 元アシスタント
  • 肉柱ミゲル (みげー君) - 元玉屋社員
  • 加川良 (田中パンチ) - 「しあわせのかたち」初代担当
  • 金田一健 (金ちゃん) - 「しあわせのかたち」2代目担当、「ファミコミ」「ビーム」元編集長
  • 広瀬栄一 (ヒロポン) - 「しあわせのかたち」3代目担当、「漫玉日記」初代担当
  • 大場渉 (オーバ君) - 「漫玉日記」2代目担当
  • サイバー佐藤 -  学生時代からの友人
  • 竹熊健太郎 -  編集者 漫画原作者 美術予備校時代からの友人であり、桜が「チャーリー野沢」名義で連載した「マリオの大冒険」の原作を担当した。
  • 押井守 - 「サンサーラナーガ」、ドラマCD「しあわせのかたち」関係。キャラクターデザインは押井自身からの指定であったという。また押井は映画評、ゲーム評などの挿絵に桜を起用している。
  • 真野匡(まのとのま) - 姉

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