ラブラブROUTE21とは、桜玉吉の「しあわせのかたち」における短編シリーズである。
概要
自称「本格暗黒舞踏同棲漫画」。最初は桜が当時吸っていた煙草が生産中止になったという話題を描いた漫画を受けて該当煙草を1カートンプレゼントしたという某コンビニへの感謝として描かれたが、その後何回かをかけて「しあわせ~」本編のページをどんどん侵食していった。
2ページ漫画のはずが予告なく3ページ化されるというサプライズを演じた時点で一旦ストップとなったものの、何故か当時のファミ通で人気記事ランキングトップ10入りする事態となり、作中シリーズとして不定期に連載されることになった。
「しあわせ~」の連載終了に伴い本作も連載終了し、その後は描かれておらず「知る人ぞ知る」作品となっている。
実写映画化
「しあわせ~」の連載終了から20年が経った2014年、突如として本作の実写映画化が発表された。監督・末満健一、制作・劇団Patchとして、同年5月30日に開催される神戸三宮映画祭に出品された。また2015年にはイベント「桜玉吉祭り」の一環として、新宿ロフトプラスワンにおいて特別上映会も催された。
結末への言及
この特別上映会において、桜玉吉へのインタビュー映像の上映も行われた。作品自体は未完であり、実写映画においてはオリジナルストーリーも盛り込まれたが、このインタビューによれば作品の結末も考えてあったとのことである。
それによれば、桜は「別れなければ同棲漫画ではない」という信念を持っており、これに従って最終的にはひさしとひさ子は破局に至る予定であったとのことである。