- アメリカの標準文字コード仕様American Standard Code for Information Interchangeの略。
- 1977年に発足しPC雑誌やゲーム関連を手掛けていた企業。本項で解説する。
出版・ゲームメーカー
かつて存在した出版社、ゲームメーカー。
1977年に株式会社アスキー出版として発足。パソコン(マイコン)黎明期より多様な関連事業を手掛けた。1982年にアスキー株式会社と商標登録した。
1986年にはゲーム誌『ファミコン通信』(後のファミ通)を創刊。
ゲームソフト事業では1985年にファミコンに参入して以降、堀井雄二がシナリオを担当した『北海道連続殺人オホーツクに消ゆ』や『RPGツクール』や『ダービースタリオン』などの人気作品を多数販売。特に、スーパーファミコンで販売されたダービースタリオンⅢは120万本、PS版ダービースタリオンは173万本とサードソフトとしては非常に高い売り上げを記録した。さらには人気シリーズとなったトゥルー・ラブストーリー、これまでの勇者のイメージを変えたmoon(開発はラブデリック)等の特徴的なソフトの販売など、一躍90年代を代表するゲームメーカーとなる。90年代半ばには「アスキーソフト」というブランドまで使用していた。
しかし、経営的には行き詰まって紆余曲折あり、2002年にエンターブレイン等いくつかの部門が分社化。同年にはゲーム機事業からも撤退した。末期はあのシーマンをPS2向けに移植などを担当していた。
その後、旧アスキーはメディアリーヴスと社名も変更し、1991に子会社として設立した株式会社アストロアーツが2代目アスキーとなる。
その2代目アスキーも2008年にメディアワークスに吸収合併され、アスキー・メディアワークスの一部となった。初代アスキーであるメディアリーヴスは2010年子会社であるエンターブレインに吸収合併され解散した。最終的にエンターブレイン、アスキー・メディアワークスは2013年10月にKADOKAWAに吸収合併され、そこのブランドカンパニー⇒事業部に転換している。
主なゲームソフト
ぺんぎんくんWARS(UPL作品のMSXおよびファミコン移植)
ダービースタリオンシリーズ
いただきストリート(1作目のみ)
時空探偵DDシリーズ
シーマン(PS2版)