メディアワークス文庫
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めでぃあわーくすぶんこ
アスキー・メディアワークス創刊のライト文芸レーベル。メイン画像は綾崎隼作『蒼空時雨』。
アスキー・メディアワークス及び角川グループパブリッシングが同社のライトノベルレーベル『電撃文庫』から派生させ、読者の年齢層に合わせてライト文芸レーベルとして創刊した。
キャッチコピーは「ずっと面白い小説を読み続けたい大人たちへ――」。
メディアワークス文庫単体の賞開催は行われておらず、『電撃文庫』内の電撃小説大賞の一部門として『メディアワークス文庫賞』が設置されている。
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『絶対城先輩の妖怪学講座』について
一読して気になった部分をメモしていたのを保管するつもりのあれこれ。 妖怪というジャンルに触れるには、自分にとってかなり親しみやすい作品だった。 あ、あと背の高い女の子が登場するのも自分的にポイント高いですね! 2017年1月2日、八・九巻分追加。 2017年10月11日、十巻分追加。 2018年11月24日、十一巻分追加。 2020年5月5日、十二巻分追加。 完結おめでとうございます。 絶対城先輩――あるいは先生――の妖怪学講座はこれからだ!6,551文字pixiv小説作品 - 誤字脱字メモ
『御霊セラピスト印旛相模の世直し研修 東京リバー(略)』について
一読して気になった部分をメモしていたのを保管するつもりのあれこれ。 正式タイトルは『御霊セラピスト印旛相模の世直し研修 東京リバーサイドワンダー』。 投稿タイトル32字に入りきらねえよ、長えよ……と思うも、「京都、鎌倉、もしくは強めのローカル色」、「神さま、妖かしなどの人外系」、「カフェ、ショップ、職人、特殊職業」、「日常系の謎解き、もしくは上記職業系を絡めた謎解き」というメディアワークス文庫の定番()ガジェットを全部ぶち込んで混ぜ混ぜした結果のタイトルと聞き及び、読み終えた後なるほどなーと頷きました。なお、表紙にはワイルドなイケメンと、御猫様という更なる定番ガジェットが追加されています。ナアーン。 さて、「世紀末百合叙説」の他、作者の手によって「#平将門 #伝奇 #東京 #地形 #小宮国春 #ゼロ年代 #ミルトンエリクソン #百合 #もふもふ #刀剣 #吉祥寺 #井の頭公園 #新宿 #早稲田 #浅草」など数々のタグ付けがなされている本作では、1995年が一つの契機として作中で触れられています。 作者によれば、タグの「#ゼロ年代」は1995年から2011年の間の「長いゼロ年代」を指すとのことです。 1995年と言えば日本の国土と社会を揺るがせた災害と大事件が思い浮かびますが、その後の日本という国を包み続けた停滞の方が自分としては身近と言うか、思考を及ばせる対象であったなあと数年前を振り返ったり。 1995年の日本の合計特殊出生率は1.42であり、以降僅かな増減を繰り返しながら緩やかに減少傾向を辿りました。「子ども数や出生率の継続的な減少傾向」という意味での少子化ですね。そして少子化とセット、あるいは対になって触れられることの多い高齢化ですが、1995年の日本は高齢化率14.6%の高齢社会になっていました。高齢化率とは総人口に占める65歳以上の高齢者の割合を言い、一般に高齢化率が7~14%の社会を高齢化社会、14~21%の社会を高齢社会、21%を越える社会を超高齢社会と呼びます。2012年に高齢化率24.1%を記録した日本は超高齢社会に当たります。 「約束されし衰亡の途」(ルビ:ちょうしょうしこうれいしゃかい ランク:EX 対国・対国民宝具)とか言えそうな感じですね、違いますかそうですか。 「人口と賃金のソフト面と税制度と社会保障制度のハード面、両面の改善が行えればまだどうにかやっていけるかしら」と、かつては考えたりしてましたが、現状を見るに駄目みたいですね……。 剪定と接ぎ木の機を逸し続けた結果、一度枯れ果て朽ち落ちるを避け得ぬ大樹が如きこの国で、二十年掛けて醸成された、社会の閉塞感と行き詰まり感に寄り添い、百合を現代社会に咲いた奇跡とし、人々が望みを謳い叶えるに適う社会へとセラピーしていこうぜ! というのが本作を読み終えての雑感であります。 いやぁ、天下大乱天下大乱。1,730文字pixiv小説作品