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火星物語

かせいものがたり

ラジオ番組『広井王子のマルチ天国』の中で放送されたリスナー参加型ラジオドラマ。またはそこから派生したプレイステーションのゲーム、漫画、小説。
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『火星物語』は、文化放送ラジオ番組広井王子のマルチ天国』の
中で放送されたリスナー参加型ラジオドラマ
1994年4月から2000年3月までの5年間で、全10シリーズが放送された。

1998年からメディアミックスが行われ、漫画『火星物語 五月の花嫁』、ゲーム『火星物語』、小説『火星物語 ロマンシア』など他媒体に進出している。

リスナーのハガキを元に広井王子が台本を書き上げ、番組収録時に即興で録音するという形で放送され、即興ならではのアドリブの利いた演技で人気を得ていた。

ドラマはメインキャストとして、

横山智佐が演じる主人公
千葉繁が演じる主人公の相棒役の動物や男
豊口めぐみが演じる主人公に対抗する役やヒロイン
広井王子が演じる「ランディ
などが登場し、他の脇役も全て4人が務めた。また、番組にゲストがあった回では、特別な役を与えられることもあった。

なお、ロマンシア3まではラジオドラマCDとして発売されている。

主なキャラクター

少年Aフォボス
少女Yセイラ
タローボー
クエス
サスケ
アンサー
ポチ

ゲーム版『火星物語』

プレイステーション用ゲームとして1998年10月にアスキーより発売。
原作の3作目『火星物語 ロマンシア3』をベースに『火星物語 ロマンシア』『火星物語 ロマンシア2』の要素を加えた内容となっている。

原作がラジオドラマである事を非常に強く意識しており、シナリオは全30話。
幕間にはキャラクター達による人形劇風の(若干メタ要素を含む)次回予告が挿入される。
キャストはラジオドラマ版とほぼ同じだが、主人公であるフォボスは台詞が一切ない。サブキャラクターにはチョイ役なども含めて、有名声優を数多く起用している他、声優が本業ではない著名人も一部起用されている。

システム

普段あまりゲームをプレイしない人でもストーリーを最後まで楽しめるように、
戦闘や探索の難易度は抑えられており、基本的に街の中等でイベントをこなす→目的地に
進む事でストーリーが進行していく。エンカウントは完全固定式であり、
遠距離を移動する展開になった時にプレイするすごろくミニゲーム以外では
戦闘回数が上下する事がない(=レベルや装備が足りなくて敵が倒せないという事も起こりにくい)。

戦闘は「アドリブバトル」と呼ばれる形式で、見下ろし型のRTS風のシステムを採用している。
普通に敵を攻撃するだけでなく、「投げる」「オブジェ」というコマンドによって
敵やオブジェクトを投げ飛ばす、オブジェクト固有のギミックで攻撃する事が出来る。
オブジェクト固有のギミックは数多く用意されており、特定のキャラクターでないと
反応しないものがあったりと、戦闘中にいろいろな事を試す事で有利に戦う事ができる。

ストーリー・世界観

当たり前のように人や人型種族、様々な生物が住んでいる火星が舞台となる。
現代の火星では、人間は生まれてからしばらくは名前を与えられず、「少年A」「少女Y」のように記号と番号で管理され、12歳の誕生日になると「命名の儀」を受けて名前と職業が決定される風習がある。

田舎町アロマに住んでいる「少年A(フォボス)」とその親友「少年B(アービン)」は長老の超ダサいネーミングセンスを嫌い、大都会カンガリアンで今風のかっこいい名前を貰うため、一路カンガリアンを目指す事となる。
そのカンガリアンにある、命名の儀を待つ間の待機施設で少年Aは、同い年の「少女Y(セイラ)」と出会う。自らの意志でフォボスと名前を付けた少年Aは、彼女が持っていた不思議な時計「チェーンウォッチ」の力により、3つの時代を行き来しながら冒険する事となる。

現代

フォボスやセイラが暮らしている時代。田舎町アロマは平和そのものだが、
カンガリアンでは命名の儀を受ける際に「Aチップ」と呼ばれるチップが埋め込まれており、
これを埋め込まれた人間は自らの意思を奪われ、与えられた職業として一生働き続けるという
人権を全く無視した行為が行われていた。一方で、こうした行為を良しとしない人々は
レジスタンス組織「ブラパン党」として関連施設を攻撃・破壊していたが、
カンガリアンの公式発表では「テロ組織によるテロ」とされている。

一方、軍事国家ハーネスは火星におけるさらなる影響力を確保するため、
古代人達が自らの文明と引き換えに封印した「黒の風」を発生させる「黒翼の堕天使」の
封印を解くべく暗躍する。「黒の風」に唯一対抗できる真逆の力を持つと
伝説に謳われている「白の風」は他の7色の風全ての力が集まった時に現れるとされており、フォボスは仲間たちの力を借りながら、風たちを探して冒険を繰り広げる。

中世(400年前)

フォボスの時代から約400年前の戦乱の時代。大国アショカ法国による軍事侵攻により、
アロマ王国は滅亡の危機にあった。アロマ王国第一王女であり風使いでもあるクエスは
近衛騎士隊長サスケと共にレジスタンスとして戦いを続けている。

現代では「アロマ王国を解体に追いやった張本人」と悪人扱いされているクエスであるが、
実際には思い悩みながらも自由と希望の為に強大なアショカ法国に立ち向かう英雄で、
多くの人々がその姿に勇気づけられレジスタンスとして立ち上がっていた。

古代(600年前)

クエスの時代から約200年前の時代。アロマ王国を建国したと言われている人物アンサーと
スケベでだらしないながらも腕は抜群のイヌ族剣士ポチに出会ったフォボスは、
誘拐されたというカンガリアン王国のお姫様を助け出すのに協力する事となる。
上記の中世とは打って変わって、非常にお気楽な雰囲気のエピソードが多くなっており、
最終的には誘拐された王女の救出に成功、アンサー少年はその功績から後にアロマ王国建立国王となる。

火星に古くから言い伝えられているエネルギー体。
中世の時代までは彼らと対話可能な「風使い」と呼ばれる人々が存在していたが、
機械化・情報社会化が進んだ現代ではこれらの事は失伝しており、
更に風たちも人々の前に姿を現さなくなった為に全て伝説と思われていた。

作中登場する風たちにはそれぞれに個性的な性格があり、風が風使いを気に入るかどうかは相性がある。

藍色の風

(cv:水谷優子
冷気を司る風。チュチュのような衣装を身に着けた姿で、控えめで優しい性格。
作中で最初にフォボスと接触する風だが、実は古代の時代にフォボスと出会って以来
現代のフォボスが風使いとしての才能に目覚めるのを待ち続けていた。

青の風

(cv:宮村優子
電気を司る風。パジャマのような衣装を身につけた姿で、ウサギのぬいぐるみを持っている。
常に眠そうな喋り方が特徴。アンサーの事を非常に気に入っていたが、
600年後の現代に起こされた時もまだアンサーが生きていると思っているなど時間に関する認識があまり無い模様。

赤の風

(cv:久川綾
炎を司る風。フラメンコダンサーのような衣装を身に着けた姿で、情熱的な性格。
ブラボーにあるハーネスの「風研究所」に捕らえられていたが、助け出されて以来協力する。

黄色の風

(cv:あかほりさとる
強化を司る風。ターバンを頭に巻いており、見た目の通りカレーが大好きで、とてもマイペース。
古代ではカレー食べ放題の店で10万皿、現代ではカンガリアンの食料工場でカレーを10万2皿食べており、古代ではまだ食べ足りないという理由で加入を拒否されたが、現代で再会した際にお腹がいっぱいになったので仲間になるというとても不条理な理由で協力する。
エンディングの楽屋ネタでは、実はカレーよりも寿司の方が好きで2億皿食べれると語っていた。

オレンジの風

(cv:伊集院光
力を司る風。筋肉モリモリマッチョマンの男性の姿をしており、見た目の通り
脳筋で細かい事を気にしない性格。中世ではアショカの牢屋に、現代では時計塔の
てっぺんに縛り付けられている所を助けられ協力する。

緑の風

(cv:三石琴乃
癒やしを司る風。竜の耳と目を持ち、森の妖精のような衣装を身に着けている。
自然の力とつながりが深いせいか、自然を破壊する人間を嫌っていたが、
そんな中現れた最後の風使いであるフォボスを助けるために協力する。

紫の風

(cv:子安武人
斬撃を司る風。紫色のタキシードとマントに身を包んだ美男子で、
風の中で最も優れた力を持つと言われる一方プライドも非常に高い。
古代人による風の力を使った兵器開発に協力しており、その影響なのか
非常に長い間誰の前にも姿を現していなかった。

黒の風

今までに述べた「7色の風」たちとは違い、生物に邪悪な意思を植え付け
死と破壊をもたらす邪悪なエネルギー。風自体の存在が伝説の中のものとなった
現代においては架空の存在だと思われていたが、ハーネスの暗躍により現代に復活する。
黒の風は「黒翼の堕天使」と呼ばれる存在が発生させる。

白の風

黒の風とは真逆の生命を生み出すとされるエネルギー。
7色の風の力があわさった時に初めて生み出されるとされているが、
いまだかつて見た者はいない。

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【火星物語】15周年おめでとう
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ラジオ ラジオドラマ 広井王子
火星 フォボス
水玉螢之丞(キャラクターデザイン)

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