あらすじ
20世紀初頭、フランスの【ジャン=ポール・ガゼー】(以下『ガゼー博士』)が古代エジプトで『偉大なる神の使い』という題名の『人面魚らしきものが描かれた壁画』を発見する。
その数日後……幸か不幸か、ガゼー博士は現地の市場で『海の民』と呼ばれる人面魚の卵を発見・購入する。
その後…、紆余曲折あってガゼー博士は行方不明になるが……
20世紀終盤になってガゼー博士の学友であるニッポン人の【増田きも】の家でガゼー博士のレポートが発見されたことでガゼー博士は【増田きも】の家で細々と研究を続けていたということが判明したのだった。
その後、ガゼー博士のレポートとアレクサンドリアで発見された『生きたシーマンの卵』を元に『シーマン飼育キット』が作成され、1999年7月29日を皮切りにドリームキャスト所持者の間で流行することになったのだった。
セガのゲーム機撤退後にプレイステーション2でも発売されている。
シーマンの生態
ファンから『海男』と呼ばれ親しまれている【シーマン】は謎だらけの生き物で、
【キモス】と呼ばれる人面蛾をエサにしていることと、雌雄同体であること、
そして《SCSIIポート》とよばれる頭の触角のようなものが生殖器と排泄器官を兼ねているということ以外は意外と知られていないことが多く、今もってなお謎の多い生命体なのである。
幼体
シーマンが人面魚の姿になるにも紆余曲折あって、卵から孵化したばかりのシーマンは『マッシュルーマー』と呼ばれるオタマジャクシだかキノコだかに見えなくも無い姿である。
このままにしておくのも忍びないので、ノーチラスと呼ばれるオウムガイ的な生き物を叩き起こして『マッシュルーマー』を腹の中に納めてもらいましょう。
すると…
シーマンはオウムガイ的な生き物の体内に寄生して成長し、そのオウムガイ的な生き物は苦しさのあまり水槽の中をのた打ち回り、しまいには殻から飛び出してしまう。
そうして成長したシーマンはオウムガイ的な生き物の腹を食い破って、みんなの知る人面魚の姿になるのである。
…こうして解説すると…かなりえげつない生態なのだが…。
ちなみに、人面魚になりたてのシーマンはメダカ同様に おなかに栄養の詰まった袋を抱えているので、しばらくはエサを与えなくても大丈夫である。
準成体
まだ子供のようなもので、子供のような声でセリフの逆再生みたいな言葉で返事をする。かわいい。
成体
『偉大なる神の使い』と呼ぶにふさわしい高慢な態度の立派な人面魚に成長し、口が悪く気難しい性格ながらも悩み事を聞いてくれたり素敵な話を聞かせてくれるようになる。
成体になっても、けっこうデリケートなのでこまめにお世話をしてあげよう。
余談
通常検索するとギャラクシーマンが多く引っかかってしまうので、検索の際は「ギャラクシー」をマイナス検索すると効率的。
こうしたマイクを利用したゲームキャラとの対話型コミュニケーションはNINTENDO64のピカチュウげんきでちゅうのような可愛らしいキャラクターとのもの、ニンテンドーDSでのラブプラスの恋愛ゲームにも引き継がれている。