作品情報
作者 | 藤堂あきと |
---|---|
フォーマット | ストーリー漫画 |
ジャンル | パソコンショップコメディ |
出版社 | アスキー・メディアワークス/KADOKAWA |
連載誌 | 週刊アスキー |
連載開始 | 2007年11月20日 |
単行本既刊 | 全10巻 |
連載状況 | 完結(2014年6月24日) |
概要
秋葉原の電気街にある、小さな自作パソコンパーツショップ「こんぱそ」の日常を描くショートストーリー漫画。
初期は2ページ、後に4ページ単位での連載となった。
なお秋葉原で配布されているフリーペーパー「週刊アスキー 秋葉原限定版」でも番外編「パーツのぱ 菜瀬美の風景」が掲載されていた。
登場人物
- パーツショップ「こんぱそ」
店員の名前はCPUのメーカーをもじる形でつけられている。
- 入輝 - 「こんぱそ」のアルバイト店員の青年。一応主人公(?)。売り子としてはなかなかのやり手だが、お約束なのかかわいそうな役回りが多い。名前の由来はインテル。
- 本楽睦葉 - 「こんぱそ」のアルバイト店員。ツインテールで低身長ロリ顔。でも実年齢は…禁句。こんぱそで最もパソコンの専門知識が豊富な店員で一番の稼ぎ頭だが、色々と常軌を逸した部分が目立つ問題人物。名前の由来はモトローラ。
- 手木崎 - 「こんぱそ」にヘッドハンティングされてやってきた店員。通称「テッキー」。実は元プラントPCの社員。バイヤーとしては超優秀だが、無表情ローテンションで販売は下手。名前の由来はテキサス・インスツルメンツ。
- 天戸勇 - 「こんぱそ」の新人アルバイト店員。パソコンショップにはどう考えても不釣り合いな美女で、彼女目当ての客も多いとか。しかし本人は背の高さにコンプレックスを持つ。名前の由来はAMD。
- 店長 - 「こんぱそ」の雇われ店長の中年男性。本名は不明。いつも弱気。
- 社長 - 「こんぱそ」の経営者。店長や手木崎には厳しいが、本楽には甘い。顔に目立つ傷があり、カタギの人間には見えない。
- 菜瀬美 - 店長の娘。PCパーツに詳しい小学生。まるで幼いころの本楽さんみたい…!? かなり父親に甘えている。名前の由来はナショナルセミコンダクター(日本では「ナショセミ」と略されることが多い)。
- パーツショップ「パーツライブス」
- 西福田 - 「こんぱそ」のはす向かいのライバル店「パーツライブス」の新店長。この業界には珍しい女性店長とあって注目されている。挑戦的な物言いが目立ち、本楽とは犬猿の仲。どうやら手木崎と何か過去に関係があったようだが…?
- 佐久間 - 「パーツライブス」の前店長。
- 岩本 - 「パーツライブス」の店員。本楽に一方的な想いを寄せている。いつも台車を押しているので本楽に「台車君」と呼ばれている(多分本名は覚えられてない)。
- その他
- 吉田 - アキバ系ニュースサイト「アキバ24」の記者。いかにも業界人風の出で立ちで、よく「こんぱそ」に出入りする調子のいい男。
- 松永 - 大手パソコンショップ「プラントPC」の店長。後に出世し総店長になる。鉄仮面で、過去に何やら一癖ありそうな人物。
- 詩緒州 - 「こんぱそ」の2階にオープンしたサンドイッチ店「こんぱん」のフロア担当。ちょっと80年代アイドルっぽい雰囲気を持つかわいいお姉さん。実は元店長行きつけのメイド喫茶の店員。
- 武度 - 「こんぱん」の厨房担当。人相が悪く無表情なので一見そうは見えないが、詩緒州の実弟。料理の腕は悪くないが、「創作料理」に走ると酷い物になる。