概要
3Dモデラを用いて作成されることが多い。pixivでも、3Dモデラによって作成された3DCGが多くみられる。
かつての3Dモデラは高価なものが多く、3DCGはほぼ一部のプロのみが制作していた。そもそもCPUやグラフィックコントローラの性能が低いパソコンでは、表示するだけでも困難を極めるものであった。
今ではパソコンの性能も向上しており、フリーソフトのモデラやレンダラでも高性能なものが現れているため、誰でも簡単に3DCGを作成することができようになった。
近年は、携帯ゲーム機やスマートフォンなどの携帯機器でも、表現力豊かな3DCGが多用されている。
3Dアニメ
欧米では1995年の『トイ・ストーリー』の大ヒット以来、3DCGの作品でないとヒットしないと言われるようになり、ディズニーも2013年に手描きアニメーションから撤退。日本や中国などの東アジア圏以外では2Dアニメは主流ではなくなっている。ただし、欧米でもセルライクなアニメを得意とするスタジオは残っており、2Dアニメが絶滅したわけではない。
しかし、日本のアニメでは、3Dそのものに抵抗が強く、いわゆる「アニメ絵」を3Dで動かすのが難しいという理由から、2D作品が主流の時期が続いている。2000年代中盤頃から頭文字D四期(車のみ)、アイドルマスターやテイルズオブシリーズなどの3Dゲーム、FREEDOM-PROJECT、MikuMikuDanceなどトゥーンレンダリングの試みが広まり、戦闘シーンやダンスシーン、メカなどで部分的な利用が広まる。
2013年の『蒼き鋼のアルペジオ』でセル風のフル3DCGテレビアニメの試みがなされ、翌年の『楽園追放』『シドニアの騎士』の放送・公開などを経て、2017年の『けものフレンズ』がフル3DCGの和製アニメを一気にメジャーにした。しかし、『けものフレンズ』が3Dアニメであることを意識して見ている人は少ないと思われる。言い換えれば、3DCGを2Dと区別がつかないように見せる技術が発達したことで、日本ではようやく日の目を見たのである。
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