概要
ファミコンでは「やつめナマズ」表記
河川や下水道、魚竜の巣に出現する、青い色の八つ目のナマズモンスター。
白みがかった肉はビタミンEが豊富で、滋養強壮に効くという。
事実、上位種であるデンキナマズやナマズロードよりも肉として消費したときの回復値は高い。
肉は安価な食材として売ることができ、首都ハワプールの下町ではスパイスとヨーグルトでつけ込んだ、淡泊な味わいが人気の「タンドリーなまず」が名物である。
『サンサーラ・ナーガ2』では第1階層に登場し、本物のナマズに近い横向きの姿にデザインが変更になり、魔物使いであるナマズ使いのナマズンズンで使役される。
リメイク作の『1×2』では『2』ベースの姿になりクチビルが緑色のナマズになった。
名前の由来は上位種がデンキウナギ⇔デンキナマズであることから、ヤツメウナギ⇔ヤツメナマズという発想であると思われる。
ナマズ系のモンスター
デンキナマズ
※イメージイラスト
黄色い八つ目のナマズモンスターで放電攻撃を仕掛けてくる。上記のように肉として消費しても回復率はヤツメより低めで換金率も悪い。
『2』ではギャグっぽい新デザインに変更になり、ムシュフシュの村の村長の悪事に加担したナマズ使いに使役された最初に戦う中ボスで、「びりびり」でシビレ状態を仕掛けてくる。
PVにおいても、捕らえて食べようとした仔竜と竜使いを感電させている。
『1×2』では『1』でも『2』ベースの姿となり、海洋世界の灯台を光らせているのは、言葉が話せる足の生えた上位個体であることが判明した。
ナマズロード
※イメージイラスト
ナマズ系最上位の君主であるという、高貴な紫色の八つ目のナマズ。
所詮ナマズであるためそれほど強くなく、やはり肉の回復値はヤツメよりも低いが、竜に食べさせるとBR(勇敢さ)がUPする。なお『2』には登場しない。
『1×2』ではSFC版『2』のヤツメナマズの色と姿で登場した。
ナマズ使い
やぁやぁ、とおからんものは おとにきけ!
ちかくば よって めにもみよ!
われこそは ナマズつかい・ナマズルゲなり!
そなたには いささかの うらみも もたねど、
ときの めぐりあわせにより おあいていたす。
いざ じんじょうに しょうぶ、あ、しょうぶぅ!
※左から2番目
ナマズ系モンスターを使役する(といってもヤツメナマズとデンキナマズしかいないが)鯰髭を手でつかんだ軍服のような衣装の魔物使い。
第一階層の竜使いギルド「龍苑」周辺の沼沢地に出現し、ナマズンズンでナマズを召喚して使役するが、ミジンコ使いと同様の最弱クラスの敵である。
謝礼次第でデンキナマズの電力を提供したり、ナマズ肉を市場に卸すなど、比較的人里と近い位置にいる魔物使いであるが、人を近づけさせたくない場所にナマズを放つなど悪事に荷担することも多い。
第6階層のコロシアムでは、上記の勇ましい前口上とともに2番目に戦うことになるが、もはやここまでたどり着いた竜使いの敵では無い。