まずは げんきな コみずねこを えらぶこと。
おやから はなせるのは うまれて60にちご。
しょくじは じかんを きめて あたえる。
コみずねこは くちが きけない ちいさな いのち。
こまっているとき、くるしいとき――― たよれるのは かいぬしの わたしだけ。
けんこうを きづかい、しんらいかんけいを きずき、ようやく そだった みずねこたち・・
これが わたしたちの さいごの たたかいです。
概要
『サンサーラ・ナーガ2』に敵として登場する、クズレ竜使いと並ぶ魔物使いの一種。
水棲の魔物であるみずねこを模したマスクに、触手を思わせる腰蓑を身に着け、大きな猫足のような靴を履いている。
二の腕にはギザ歯の顔のタトゥーが彫られ、人里では暮らせない魔物使いの悲哀を感じさせており、両腕で鈴のついた身の丈ほどの猫じゃらしを持っているという怪人物である。
3体のみずねこを引き連れ、さらに「みずねこーる」というみずねこを呼ぶ技を持つ。
第6階層のコロシアムの勝ち抜き戦の最後に戦うことになり、生まれたばかりのみずねこを赤ちゃんのときから見守って育て、使役するまでの苦労を上述の前口上で語る。
初期案では細身で宇宙人のような不気味な姿だったが、製品版では修正され丸っこいそれなりの年齢の男性が中の人らしい外見で描かれた。
作中「みずねこのマタタビ」という高額換金アイテムが出てくるが、もしかしたら彼らはそれを使ってみずねことの関係を深めているのかもしれない。
なお、このキャラクターのデザインは、本作のテキスト担当だった猫をトーテムとする脚本家に非常に好評であったという。