概要
「灰色の騎士」「三十人斬り」「熊殺し」など様々な異名を持つ重装騎士。
大柄な体格と大振りの戦斧で敵を薙ぎ倒す姿は、その様々な逸話と共に傭兵達に恐れられていた。
皆が怖気づく中、十五歳の若きガッツは「だんびら」を手にバズーソに一騎打ちを挑む。
その時のガッツはバズーソの逸話を知らず、その兜の形状から彼をやかん呼ばわりした。
(劇場版では「鉄屑」。TVアニメではそれらの呼び名すら無し)
ガッツの速く、重い連続の打ち込みでバズーソは追い詰められ、戦斧に皹を入れられる。
ガッツの頭を狙った斧の刃は兜に当たった瞬間に割れ、一方のバズーソはガッツのだんびらで胴を斬られ、膝をつく事となった。
「頭を叩き割られたい奴から前へ出ろ!」と豪語していたバズーソだったが、その最期は自身が頭を割られるという皮肉めいたものだった。
バズーソ討伐においてガッツが得た褒賞金は金貨7枚。劇場版においては「傭兵への褒賞に金貨7枚は高すぎる」という事で、原作者の三浦建太郎の意向で銀貨7枚に修正された。
TVアニメ「剣風伝奇ベルセルク」での声優は沢木郁也が担当(後のボスコーン将軍役でもある)
2012年2月公開の劇場版では芸人であり、ベルセルクのファンでもあるケンドーコバヤシが声をあてた。
ケンコバ氏は役作りのためと称し、
「ヤカンを被ろうとしましたが被れませんでした(劇場版パンフより)」
「女性30人斬りをやろうと思ったんですが2人しか斬れませんでした。有料で(映画完成披露試写会にて)」
と語っているが真偽のほどは不明である。