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  1. 虫食いのように何かを蝕むこと。
  2. 日食月食。これらは日蝕月蝕とも表記される。
  3. 三浦建太郎の漫画「ベルセルク」に登場する降魔の儀。本稿ではこれについて記載する

概要

人間使徒に転生するための儀式降魔の儀」、その中でも特にゴッド・ハンドに転生するためのものは「」と呼ばれる。


216年周期で現れる深紅ベヘリット覇王の卵」を手にした者が、自らの半身とも呼べる最も大切なものを捧げることによって行われる。

蝕の名の通り日食を伴い、外部とは隔絶されたおぞましい異空間の中で、生贄たちはだけでなくその断末魔悲鳴までもが魔に捧げられる

作中では、『黄金時代篇』の終盤で執り行われ、グリフィスの仲間である鷹の団のメンバーたちが生贄として捧げられた。生き残ったのはガッツキャスカのみ(ただし2人とも五体満足では済まず、前者は左腕と右眼を失い、後者は精神が崩壊、幼児退行に陥った)。


一体一体でも強靱な使徒が無数に集まっているだけあって、腕利きである鷹の団も(団長であるグリフィスが自分たちを裏切ったという精神的な動揺もあり)まともな抵抗も出来ないまま嬲り殺され、食われて行った。

その光景は「これは殺戮ではなくである」とナレーションで表現されるほど一方的な惨劇だった。

例え使徒と戦って逆に殺せるだけの実力があったとしても、出口のない異空間に閉じ込められたまま延々と戦い続けるハメになる以上、間違いなく全ての使徒を殺し尽くすよりも先に力尽きる。

よって、何かしらの外部からの介入が無い限り生還は不可能。

そして仮に何らかの形で生還できたとしても、その身に刻まれた生贄の烙印は消えないため、その後も一生魔物や悪霊に付け狙われ続ける事となる。


無数の使徒が主人公の仲間を食い散らかし、そして主人公自身の心身にも深い傷を負わせた一連の展開は凄絶そのものであり、日本の漫画作品史上最悪のトラウマシーンの一つとして今なお語り継がれている。


関連タグ

ベルセルク 三浦建太郎 降魔の儀

ベヘリット 使徒(ベルセルク)

覇王の卵 ゴッド・ハンド

鷹の団 グリフィス(ベルセルク) ガッツ(ベルセルク) キャスカ

みんなのトラウマ どうあがいても絶望

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