概要
クシャーン帝国軍妖獣兵団(ピシャーチャ・ガナ)団長を務める老魔術師で、「仙将(パラマリシャ・センアーンイー)ダイバ」の異名を持つ。
「大魔道帝国」建国を悲願としており、皇帝ガニシュカの右腕として活躍する。
水を元素霊とする呪術攻撃を得意としており、発動時には空中に浮遊しながら座している。
彼の行使する東方の呪術は、西方の魔術とはメカニズムが異なるらしく、シールケを驚愕させた。
また、ヨガを体得しており、水中で長時間にわたり息を止めることも可能。
実は、ガニシュカが転生するのに使用したベヘリットは彼が献上したもの。
他にも、使徒化に関する外法に異常なまでに通じており、妖獣兵団などの異形の軍勢をその外法を用いて造り出すなど、既に人間の域を逸脱している可能性がある。
活躍
クシャーン帝国時代
ヴリタニス襲撃の際に港湾でガッツ一行と交戦、魔法と魔法の武具で武装した「狂神の戦士」(ガッツ、シールケ)と「風神の戦士」(セルピコ)によって手酷い惨敗と損害を蒙る。
そのことをガニシュカに叱咤され、それでもなお戦いを望むと電撃で叱咤された。
ガニシュカが烙印を刻まれてなお憎悪故に生き残るガッツに関心を持ち、配下に加えようとしだした時は諫言したが、ガニシュカからは邪魔とばかりに電撃で黙らさせれる。
ウィンダムに戻った際、ガニシュカは「魔子宮」で再転生しようとした際は必死で止めようとしたが、聞き届けられず、「魔子宮」を破って表れた巨大な魔獣の姿に狼狽した。
そして巨大な魔獣がクシャーン兵を踏みつぶし始めた時も諫言しに行ったが、巨大化しすぎた魔獣には煩わしい羽虫の音にしか聞こえず、最早これはガニシュカ大帝はあられぬと呟いた。
そんな魔獣に鷹の団の使徒と人間の軍隊が手を取り合って戦っている光景を見ると驚愕した。
幻造世界編
なぜか素性を隠して宿屋の厩番していた。
これまでの例から考えるにグリフィスに忠誠を誓えば重宝されるだろうに……
ひょっとしたらガニシュカ以外に仕える気がしないのかもしれない。
ミッドランドの言葉にも精通しているようで、ひょんな事から出会ったリッケルトたちとも、問題なく意思疎通が可能。リッケルトたちに興味を抱き、彼の道行きに同行する。
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