概要
- 大井から参戦するミックファイアは中央のルメール騎手とのタッグで、同騎手の地方所属馬でのG1騎乗は04年ジャパンカップのコスモバルク以来20年ぶり。
出馬表
番 | 馬 | 性齢 | 騎手 | 調教師 | 馬体重 |
---|---|---|---|---|---|
1 | クラウンプライド | 牡5 | 横山武史(美浦) | 新谷功一(栗東) | 508(+4) |
2 | レモンポップ(USA) | 牡6 | 坂井瑠星(栗東) | 田中博康(美浦) | 516(+2) |
3 | ハギノアレグリアス | 牡7 | 岩田望来(栗東) | 四位洋文(栗東) | 498(+2) |
4 | ペプチドナイル | 牡6 | 藤岡佑介(栗東) | 武英智(栗東) | 534(+4) |
5 | ペイシャエス | 牡5 | 横山和生(美浦) | 小西一男(美浦) | 500(+2) |
6 | ドゥラエレーデ | 牡4 | R.ムーア(IRE) | 池添学(栗東) | 512(-6) |
7 | セラフィックコール | 牡4 | C.デムーロ(FR) | 寺島良(栗東) | 538(±0) |
8 | ウィルソンテソーロ | 牡5 | 川田将雅(栗東) | 小手川準(美浦) | 482(-4) |
9 | テーオードレフォン | 牡5 | 三浦皇成(美浦) | 梅田智之(栗東) | 494(+2) |
10 | アーテルアストレア | 牝5 | 菱田裕二(栗東) | 橋口慎介(栗東) | 476(+2) |
11 | ミトノオー | 牡4 | 松山弘平(栗東) | 牧光二(美浦) | 514(+12) |
12 | サンライズジパング | 牡3 | 武豊(栗東) | 音無秀孝(栗東) | 520(+8) |
13 | ミックファイア | 牡4 | C.ルメール(栗東) | 渡辺和雄(大井) | 500(-5) |
14 | スレイマン | 牡6 | 斎藤新(栗東) | 池添学(栗東) | 548(+6) |
15 | グロリアムンディ | 牡6 | 北村宏司(美浦) | 大久保龍志(栗東) | 502(+2) |
16 | ガイアフォース | 牡5 | 長岡禎仁(栗東) | 杉山晴紀(栗東) | 496(+2) |
事前情勢
人気 | 馬 | オッズ |
---|---|---|
1 | レモンポップ | 2.2 |
2 | ウィルソンテソーロ | 5.5 |
3 | ペプチドナイル | 6.8 |
4 | サンライズジパング | 7.4 |
5 | ガイアフォース | 13.7 |
レース結果
着順 | 馬 | タイム/着差 |
---|---|---|
1 | レモンポップ | 1:50:1 |
2 | ウィルソンテソーロ | ハナ |
3 | ドゥラエレーデ | 1½ |
4 | ハギノアレグリアス | ¾ |
5 | ペプチドナイル | ハナ |
コーナリングを利用してミトノオーにハナを奪わせなかったレモンポップが直線突き放すとウィルソンテソーロの追撃をぎりぎり抑え込んだ。3着は9人気ドゥラエレーデが突っ込み、3人気ペプチドナイルは5着まで、4人気サンライズジパングは6着まで。
- レモンポップは10-11年トランセンド以来の本レース連覇達成、トランセンドの連覇当時のレース名はジャパンカップダートかつ阪神開催であったことから現名称・中京開催となってからは初の連覇達成となり、田中博調教師と坂井騎手は前年からの連覇で2勝目。騎手の連覇も上記トランセンド騎乗の藤田伸二元騎手以来史上3人目。
- 2着ウィルソンテソーロ、3着ドゥラエレーデで前年上位馬が上位を占めた(着順までも同じ)。JRA開催の重賞では16-17年のJ-GⅠ中山大障害(1着オジュウチョウサン・2着アップトゥデイト・3着ルペールノエル)以来2度目の事例であり、平地重賞では初の事例となった。
余談
- 今回のレースのジョッキーカメラ映像では最終直線で視界前方に差す「西日」にスポットライトが当たり、福永祐一調教師が6年前に騎乗したケイティブレイブについて「西日を気にしていた」というコメントが的を得たものだったことが示される形となった。