優生思想

民間人達から迫害を受け、いつの間にか気絶していた凛々蝶。朝起きると見知らぬベットの上で横になっていた。

凛々蝶の個人情報を拡散した黒幕の正体が明らかになり、御狐神達の応援によって間一髪で危機を凌いだ凛々蝶。 凛々蝶をはじめとした社会的弱者を憎悪する黒幕にはどんな過去が隠されているのか。

白鬼院家が崩壊し、どちらの親を選ぶこともなく家出した凛々蝶。これからは一人旅をしながら生きていく事になるが、果たして幸せな未来を己の手で掴み取る事は出来るのか。

過去に凛々蝶に救われたという御狐神双熾。凛々蝶は彼と暫く共に過ごす事に。翌日、双熾はマンションの仲間達を連れて行きつけのカフェに同行する事に。果たして新たな出会いは吉と出るか、凶と出るか。

かつての凛々蝶は孤独に街を彷徨うだけだったが、現在では自分を個人攻撃した暴君達にもセカンドチャンスを与え、己の弱さと社会的制裁に打ち勝った凛々蝶。 黒幕を退けた事で事件は一段落したので再び御狐神達が住むマンションに帰還し、新たな未来へと進み続ける。

御狐神をはじめとした仲間達との出会いやふれあいによって少しずつ心を回復しつつある凛々蝶。 しかし、2年後の高校3年生になったある日、自室のベッドに不吉な代物が置かれていた。

白鬼院家の娘として生まれ、毎日当たり前にある幸せな日常の中で過ごしていた凛々蝶。しかし、彼女の人生はとあるきっかけによって一変する事になる。 ヘイトや暴力などの過激な表現を含みます。苦手な方は閲覧に気をつけてください。 ちなみにストーリーは私が実際に見た社会問題や差別の縮図を元にして作成しています。

久しぶりのオリジナル小説。