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概要編集

食い物の恨み」とも。せっかく楽しみにしていた好きな食べ物を、他者に先に食べられてしまい、怒りを爆発させるような状態。


また、例えばショートケーキを食べている際にを最後の楽しみに残しておいた時などに、他者に「嫌いだから残している物」だと思い込まれ、親切心横取りされるというパターンもある。


きょうだい喧嘩の発端にもなりやすい。


また、後で自ら調理するのを楽しみに買っておいた高級食材を勝手に(自身の想定と異なる方法で)調理されてしまったり、更にはそこでぞんざいに扱われて全て台無しにされてしまったりというケースもある。こちらも親切心で行われることがほとんどのため、相手を怒る訳にもいかず一人悶々と業を煮やすこととなってしまう。


詳細編集

故事にも「羊斟の恨み」という言葉がある。端的に言うと部下の一人に羊肉のスープを食べさせなかった結果、恨みを買って戦争に負けたという逸話であり、食べ物の恨みは昔から恐ろしいものだと言うことがわかる。

触らぬプリンに祟りなし


創作物でも、他者が食べ物を勝手に食べて喧嘩に発展するというエピソードがよく描かれるが、何故か「冷蔵庫の中にあったプリンを勝手に食べて喧嘩する話」がお約束のパターンになっている→(プリン戦争)。


ここまでは笑い話で済むケースの話をしているが、震災避難所生活をしている時に配給される食事を配偶者が分けずに食べ尽くしてしまったケースでガチの離婚になった案件もある。また、避難所に届けられたカップラーメンが人数に足りないという理由で、避難者から不満が出るのを恐れて全量廃棄する決断した事例もある。


フランス革命の発端なども食べ物に絡む民衆の不満であったと伝えられている。

(1783年に発生した浅間山噴火が北半球の気温が年間1.3度低下させ、アイスランドのラキ火山の噴火がヨーロッパ諸国に異常気象をもたらし、食糧価格を高騰させたと伝えられている。)


食べ物の恨みは時には時代を動かしたのである。


食べ物の恨みと因縁のある歴史上の人物編集

マリー・アントワネット 池田勇人:それぞれ「パンがないなら、お菓子を食べればいいじゃない」、「貧乏人は麦を食え」と言い放って恨みを買ったことで知られている人物(実際のところは各記事を参照)。


食べ物の恨みに関連する作品編集

戦艦ポチョムキン:第一次ロシア革命に取材した作品。腐った肉に不満を爆発させた乗員が反乱を起こしたのは史実である。


食べ物の恨みに関連するキャラクター編集

小杉太 野原みさえ 魔人ブウ 守若冬史郎 ワドルディ 毛利元就(戦国BASARA)


関連タグ編集

食べ物 恨み 食欲 盗み食い プリン戦争

食べ物の恨みは恐ろしい 残り物には福がある 先手必勝 後悔先に立たず


米騒動:日本の歴史において米不足は様々な騒動を引き起こしてきた。


食い尽くし系:家庭などの食物を独占して食い尽くすハラスメントDV行為。精神疾患の疾病が原因の場合もあるので公的機関に相談しよう。


外部リンク編集

打首獄門同好会「TAVEMONO NO URAMI」

※プリン戦争そのものを歌ったハードロック。たべもののうらみ はらさでおくべきか

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