佐郷「日本は再び強くならねばならない！そのためには優秀な国民が必要だ！国を強い民だけにするには排除せねばならん者がいる！それは快活に働けない者たちだ！」
概要
佐郷が親の金を使って結成したかつてのようなアメリカも恐れる経済大国である日本を取り戻そうとする極右団体で半グレ組織とテロ組織双方の性格を併せ持つ。
会長である佐郷の下に集っただけあって、会員たちも優生保護法に取り憑かれた狂信者達で構成されている。
会長主導の下、日本を軟弱な国にしたという身勝手な理由で身体障害などハンデを持つ人間を拉致しては嬲り殺したり、挙句の果てには病院に放火して医師や看護師ごと皆殺しにする蛮行を繰り返してきた。
しかも、活動記録として、それらをビデオに撮っていた。また活動資金集めのパーティーも開かれている。
殺した者の一人である葛城正人の母親が本部に乗り込もうとしたのを（殺害も視野に入れて）咎めたところを、天羽組の永瀬光一と工藤亘清が通りがかり、これがきっかけで佐郷が伊集院の標的となり、凄惨な拷問の末に死亡。
その死から程なくして、永瀬と須永陽咲也によって末端に至るまでの全員が制裁され、護国蒼天会は壊滅する（襲撃、放火した診療所が空龍街にあったため、シマ荒らしと断定された）という、自業自得に相応しい最期を迎えた。
その余りの外道ぶりから、工藤亘清からは「女に、ましてや怪我人に手ェ上げる奴は、男じゃあねぇ！」と唾棄され、須永からは「社会にはぁ、生きてちゃダメな奴がいるんだよ。テメェらのことだ」と吐き捨てられている。
構成員
トップ
- 佐郷
会長にして創始者。テロ行為で息子を失った女性の依頼を受けた伊集院により問答無用で魚の餌にされ、死亡。ただし拷問の最中に伊集院に啖呵を切った数少ない罪人でもある(他にはマーク・池上や小湊圭一とかがいる程度)。
- 佐郷の護衛
伊集院によって両足を切断され、無力化された。
一般構成員
- 多数のモブ
永瀬と須永の手で壊滅させられた。
関連タグ
日滅軍:「華の天羽組」に登場した極左テロ組織。思想こそ真逆だが、空龍街で無差別テロを起こしたり構成員が狂信者揃いだったりするなど共通点が見受けられる。
エルペタス:「日本を再び強くする」という理念こそ同じだが蒼天会は経済でペタスは軍事と分野が違い、カタギへの対応は正反対。一方で、戒炎壊滅後の仙台において高齢者へのテロ行為に手を染めた元構成員の時透柚貴のように、愛国心が暴走して佐郷と大差ないレベルに堕ちた者も稀に出現している。
伊集院茂夫による人間ダルマ落とし:蒼天会から極右思想を取り除いた同類の半グレ組織の「愚裏無（クリーナー）」が登場。こちらは伊集院と流川により構成員100人全員が地獄に送られた。（但し、トップは佐郷同様に拷問死した。）
