CV:長谷川育美
概要
私立しんせん中学校2年生。サッカー部所属の女子生徒で和実ゆいのクラスメイト。ゆいとは1年の頃からの友達で、ここねやらんとは2年で同じクラスとなった。第4話ではここねのプロフィールについて、ゆいに説明していた。「ここねは私たちとは住む世界が違う。」とゆいに話していた。第15話ではここねを「ここねちゃん」と呼び、ゆいやらんと一緒に昼食を取るなど、一般生徒の中ではゆいたちとは親しい関係のようである。
第27話では、ソフトクリームの順番待ちで、らんの前に立っていた。らんの後ろに立っていた長瀬えなとらんの三人で立ち話となり、らんがクラスメイトに遠慮して食べ物の話をしていなかったことを知った。えなとともにらんの話が面白いという彼女の個性を肯定する発言をした。
第39話には、父・ましば(CV:相馬康一)も登場。毎日彼女に弁当を作るだけではなく、家事全般を一人でこなし、仕事との両立で疲れて目眩を起こしたところをゆいに遭遇してなごみ亭に連れられ、和実家から連絡を受けた娘と共にサッカーの打ち上げも兼ねた夕食をごちそうになった。
夕食までの待ち時間には父親が本来料理が不得意であることや部活の練習が好きだけでやってられないこと、父親の負担を軽減するために全寮制の高校を志望していることなどをゆいに吐露していた。
母親は未登場なのだが、離婚、もしくは死別したと思われる。
演者について
長谷川育美は本作がプリキュアシリーズ初出演である。
第6話からはレシピッピの声も兼任している他、生徒会副会長山倉もえの声も兼任している。最終回ではもえに優先してクレジットされた。
オフィシャルコンプリートブックで明かされたこと
第39話にて、ゆいはいつものようにおばあちゃんの言葉でわかなを励まそうとするが、わかなの共感を得られずに落ち込んでしまう。
これまで祖母の言葉に支えられてきたゆいにとっては試練となった第39話だが、オフィシャルコンプリートブックの平林佐和子氏のインタビューによると第39話は当初は全く違うエピソードの予定だったという。
「第39話は、最初はお料理が苦手な女性が結婚をすることになったけれど、お料理ができなくて困るというお話を考えていたんです。ゆいがいっしょに特訓をして、そこにセクレトルーの料理ができないというエピソードも絡めようかと思っていて。でも、それだと子どもたちにはとっかかりがないんですね。それで、運動部の女の子がお父さんのことで悩んでいて、そんな彼女と接するうちにゆいが『ごはんって手作りじゃなくてもいい』と気づく話にしました。」とのこと。
関連タグ
玉木ましば:父親
ベリィベリー:制服の色がサッカー部のユニフォームと同じ色合いである。ドライな言動やチーム内で主人公と並び称せられる身体能力の高さが共通している。