概要
1984年4月13日、東京生まれのAB型。
身長180cmの慶応ボーイ。
サッカーが得意でその実力は高校大会で準決勝に進んだほど。
2006年、仮面ライダーカブトで主人公天道総司役で知名度を上げ、ドラマにもよく出演するようになる。
同じく仮面ライダー電王で主人公を演じた佐藤健との共演が多い。
だが、仮面ライダーをやっていたにも拘らず虫が大の苦手。
2009年に歌手の絢香と結婚、2010年に作家としての道を歩み芸能界からはやや距離を置くようになる。
同年12月、自身の処女作「KAGEROU」が第5回ポプラ社小説大賞。
12月15日に発売が決定するも予約時点で43万部を記録した。
なお、俳優業をやっていた時期は本名を伏せていたが、
ポプラ社小説大賞受賞時に本名が斎藤智裕であると公表した。
近況
2014年、実写映画版の「黒執事」のセバスチャン・ミカエリス役で俳優復帰。
2015年にはなんとアメリカのドラマ『GIRLS/ガールズ』にもゲスト出演した。
しかしその二作以降、妻ととともに事務所から独立し、芸能活動からはやや離れてプランニングやクリエイティブな職に就くようになる。
活動方針を変えた理由は育児へ集中するためと目されており、実際プライベートの写真ではそのイクメンっぷりが垣間見える。それに加えて子煩悩な姿も見せている。ただし休業中というだけで「俳優業引退」と称したことはない。本人もそれは常に否定している。
2019年には妻の絢香が第二子の妊娠を公表。それを踏まえて活動を広げるためか、同年にはyoutubeにて料理番組を開始することが発表された。
番組名はその名も「Hiro-Meshi」。決して料理に精通しているわけではない水嶋が、専門家に指導を受けながら家庭料理を作る風景を淡々と流す番組で、天道を彷彿させると話題になった。海外にもファンが多い水嶋が、海外の人が日本食を正しく作れるための手本としての側面もあるといい、動画ではデフォで英語字幕が流れる。
同年10月19日には無事次女が誕生。動画撮影に加えて新生児の育児などに追われて睡眠時間を削る日々が続いているという。
先の通り、俳優業に関しては完全に道を捨てたわけではないとする。一方、自分から望んで家族優先の生活をするために今のスタイルを考案したこと、何より俳優業は拘束時間が非常に長く、自由さを求める自身のスタイルとは噛み合わないため、やや消極的になっていることは否めないとも語っている。
仮面ライダーカブトについて
カブトの放映中、街を歩いていた時に子供に声をかけられ、「カブトに変身して!」と無茶ぶりをされたが、「敵がいないとカブトには変身できないんだよ」と子供の夢を壊さないよう紳士的で粋な対応を取ったという。
独立後は出世作『仮面ライダーカブト』について言及する機会が大幅に増えており、世に流布された「水嶋ヒロはカブトを黒歴史にしている」という説を自ら事情を説明したうえで一蹴した。
出演できないのは「そもそもオファーがないため検討も何もない」と説明し、むしろカブト絡みのネタをしばしばブログなどで話題にしている。先の料理番組の告知(インスタグラム)では最後に「天道を目指して・・笑」とわざわざ付け加え、料理番組内でも「自分と言えばあのキャラ(天道)を思い出す人が多い」と言及するに至っている。
水嶋自身は「(佐藤)健と同じく仮面ライダーは自分の原点であり、当時の関係者や特撮ファンにはずっと感謝している」と語っている。白倉Pなどは佐藤に対しても、作品の方向性や内容の問題から「この程度でオファーはできない(忙しい中貴重な時間を割いてくれるならもっとテーマと合わせるべき、という意)」と、スタッフに対して止めてきたという事実もあり、水嶋に対しても私生活などを気遣っているのかもしれない。
Hiro-Meshi#7ではテーマがサバ味噌ということもあり、カブトの作品繋がりで佐藤祐基に出演を打診し、本人の快諾もあり実現した。水嶋の作ったサバ味噌を佐藤が食す場面が撮影され、「RIDER TIME カブト始まった!!」と話題になった。当人達いわく「ちょっと早いクリスマスプレゼント」である(配信日は12月16日だった)。その後は佐藤との対談が3パート分公開され、再び話題となった。