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概要

2005年4月発売の『愛蔵版 仮面ライダーブレイド 超全集』に掲載された本編の後日談。
後に『永遠の平成仮面ライダーシリーズ 語ろう! 555・剣・響鬼』に再収録された。

作者は『剣』後半メインライターを務めた會川昇
挿絵は石森プロが手掛けたため、内容も相まって石ノ森章太郎作品の雰囲気が強い。

本編最終回から数十年後の未来を描いた短編で、メインライターが手掛けたこともあり、数ある『剣』の後日談・スピンオフの中でも評価の高い一作であり、「これこそ唯一無二の『剣』の後日談」とするファンも少なくない。

ストーリー

両親が忙しいため、祖母の家に来た、とある少年。
彼が「仮面ライダー」の人形で遊んでいると、普段はあまりしゃべらない祖母が、珍しく声をかけた。
「仮面ライダー」はテレビの中の作り物だという少年に対し、祖母は、昔、本当に仮面ライダーがいたと話す。
初めて聞いたその話に興奮する少年に、祖母は自分が見たという4人の仮面ライダーのことを語った。

祖母の話が終わった少年のもとに、見知らぬ青年が訪れる。
20代にしか見えない、古臭いコートとGパンを着た青年は、祖母と、まるで旧知の友人のように言葉を交わす。
そして祖母との話を終えた青年は少年に名前を聞き、「一(はじめ)」と答える少年に「オレもはじめと言うんだ」と返す。
一の名前から「剣崎一真」という友人を思い出したという青年に、その人がどういう人だったのかと訊ねると、彼は「仮面ライダー」と一言答え、まばたきの間に姿を消してしまった。
彼のことを祖母に聞こうとし、少年は眠っている祖母に、「天音さん」とその名前を呼ぶのだった。

キャラクター

  • 一(はじめ)

語り部の少年。幼稚園に通っている。テレビ番組の「仮面ライダー」が好き。

一の祖母であり、少女のころ、仮面ライダーたちの戦いを間近で見守っていた女性。
病を患っているが、橘が開発した遺伝子治療薬のおかげで大事に至っていない。
天音の屋敷を訪れた、仮面ライダーカリスとして戦っていた男。
橘の医療ネットワークで天音の病気を知り、最後の瞬間まで一緒にいようとして、久方ぶりに会いに来た。
かつて仮面ライダーギャレンだった男で、現在は医療ネットワークを管理している。
會川によると、剣崎をジョーカーから人間を戻す研究の過程で、自らも被験者になった結果、他の仲間たちが死んだ現在でも存命している
かつて仮面ライダーレンゲルだった男と、仮面ライダーたちを支えた仲間たち。すでに亡くなっている。
自らジョーカーとなって世界を救った。仮面ライダーブレイドだった男。
当時、仲間の前から姿を消して以降、その行方は杳として知れないが、今も人助けをしているらしく、始曰く、人とも獣とも知れない存在が、アフリカの内戦地で子どもを救ったらしい。

時代設定等

『たそがれ』の時代は、当時小学生だった天音が老人となっており、また睦月たちもすでに死去している、80年から90年ほど経った頃と推測される。
人間が創作物を作るような文化は廃れており、SSA(スクリプト・ライティング・AI)という人工知能が「仮面ライダーシリーズ」を含めたテレビ番組などを制作している。
橘は医療関係の研究所を運営しており、そこで開発された遺伝子治療薬が医療に用いられている。また研究所のネットワークは全世界規模であり、始が天音の現状を知ったのも、ネットワークのおかげである。
天音は、虎太郎が執筆した本(「仮面ライダーという名の仮面」)の売り上げによって維持されている豪邸で独り暮らししている。

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