「私は、私の種族をこの地球の支配者にする為、この戦いに命を懸けている!……君は何の為に戦ってる?」
「アンデッドを嘗めないで欲しいな。ジョーカーはこの戦いの最後の切り札。折角勝ち残っても奴に負ければ全て終わり。注意を払っていて当然だろう?」
「お前の中には、“光”がある。あの女の子を近付けまいとしたのも、その“光”だ」
概要
上級アンデッド・カテゴリーQの最後の1人・タイガーアンデッドの人間態。
カテゴリーQに属する他の3人と異なり、卑怯な手段を嫌い真っ向からの勝負を好む姐御肌(但しアンデッド時の能力はどう見ても奇襲向きである)で無益な殺生も行わない。
誇り高い性格で、多少ツンデレ気味。
そのためかレンゲルのカードの数に物言わせた戦法を「最低の戦い方」と非難したこともあった。
この姿でもテコンドーのような足技を使用した格闘術に長けており、レンゲルの変身者である上城睦月を圧倒している。
バトルファイトを「種が生き残るための聖戦」と捉えており、当初は自分の種族を地上の覇者にするべくバトルファイトでの勝利を目指していたが、金居ことギラファアンデッドから現在のバトルファイトが人間である天王路博史によって仕組まれたものであり、自分達通常のアンデッドがいくら他のアンデッドと戦っても封印できないという本来のバトルファイトが成立しない状態にされていたことを知らされ、突きつけられたその事実にショックを受け激しく絶望する。
その絶望の中、睦月とその幼馴染の山中望美との触れ合いによって人間の持つ善の心と愛を知る事になる…。
最後は睦月を救うべく、橘朔也からラウズアブゾーバーを一時的に借り、ティターンのアンデッドポイズンに冒された睦月と戦い、最後には敢えて封印される道を選んだ。
彼女と嶋昇のお陰で、睦月は真の仮面ライダーとして完全に覚醒することになる。
アンデッドでありながらも誇り高く、正義と慈愛の心を持った彼女もある意味ではアンデッド側の仮面ライダーとも言えるのかもしれない。
外見
ノースリーブの動き易い服装をしている。元が虎だから寒くないのだろうか。
備考
演者の浜崎茜女史もテコンドーの有段者。
劇中で彼女の名前が呼ばれたことは無く、睦月も彼女の名前を知らなかった。
余談だが、劇中第41話にて望実のおにぎりを頬張る彼女は可愛い。凄く可愛い。
大事な事なので二回言いました。
また、虎のアンデッドだからということか、いかにもアレな外見をした肉塊にかぶりつくというコミカルな姿を見せたこともあった。
関連タグ
仮面ライダー剣 上級アンデッド カテゴリーQ スート・クラブ