概要
カテゴリー10に属するアンデッドの1体にしてカメレオンの祖たる不死生物。
劇中には直接登場しなかったが、天王路博史の手により生み出された合成アンデッド・ティターンの一部として登場している。
カメレオンアンデッド単体としての能力についての詳細はSICの二次小説『MASKED RIDER BLADE EDITION -DAY AFTER TOMORROW』で詳しく解説されており、自身の皮膚の色を周囲の景色に合わせて変化させて全身を自在に透明化、あるいは読み取ったデータ通りの姿に変化させる能力を持っており、その力はジョーカーに近いものとされている。
ティターンはこの能力で他人に化けライダー同士を疑心暗鬼に陥られて同士討ちをさせて自滅させようとした。
ただし、いくら本物そっくりに化けようともアンデッドとしての気配までは誤魔化すことができず、同じアンデッド同士なら注意深くしていられば正体を悟ることが可能な上に流石に機械までは欺くことができない為、機械を通してその姿を視れば本来の姿がばれてしまうという弱点も存在する。
ラウズカード
封印されたラウズカードはダイヤの10「シーフカメレオン」。MP1600。
劇中で使用されることはなかったが、ラウズした場合の効果は媒体によって異なる。
- 他の人物に化けたり、自身の姿を消す(『仮面ライダーブレイド超全集』、『仮面ライダー図鑑』)
- 敵の武器やカードを一時的に奪う(『仮面ライダー剣 ラウズカード DXトランプボックス』付属のラウズカード解説書、『仮面ライダーブレイド・ハイブリットファイル』)
「ポイズンスコーピオン」と共に第44話のエンドカードに選ばれた。
主な活動歴
『HERO SAGA』掲載の本編の後日談を描いた二次小説『MASKED RIDER BLADE EDITION -DAY AFTER TOMORROW』においてジョーカー化した剣崎を元に戻すために独自にアンデッドの研究を進めていた橘朔也が誤って封印を解き解放してしまうという形で登場。
トライアルBが残したキングフォームのデータを読み取り、ブレイドキングフォームへと擬態すると喫茶店ハカランダを襲撃。
その凄まじい戦闘能力で、カリス、ギャレン、レンゲルの3ライダーを圧倒するが、駆けつけた剣崎が変身する本物のブレイドキングフォームには流石に歯が立たず再封印された。
余談
仮面ライダー剣のアンデッドのデザインを担当した韮沢靖氏が打ち合わせの時にデザインしたアンデッドの一体で、カメレオンアンデッド本来の姿は(ティターンのカメレオンアンデッドと思われる部分のデザインは多少違うが) 原画集『アンデッドワークス~UNDEAD GREENBLOOD~』p.116に掲載されている。
ティターンにはマスクが左目に、両肩の意匠が統合されて左肩、ムチにはサソリの毒針の要素が組み込まれて受け継がれた。
関連項目
仮面ライダー剣 アンデッド(仮面ライダー剣) 下級アンデッド カテゴリー10
関連・類似項目
偽仮面ライダーブレイド(トライアル):姿をコピーする能力を持つ。
スコーピオンアンデッド:ティターンのもう片方の素材。
メ・ガルメ・レ、バイオグリーザ、カメレオンイマジン、カメレオンファンガイア、カメレオン・ゾディアーツ:同じく本編に登場したカメレオンの平成ライダー怪人。
仮面ライダーベルデ:カメレオンの力を持つ仮面ライダー。姿を変えての奇襲攻撃を得意とする。
ゼブラアンデッド(9) → カメレオンアンデッド(10) → ピーコックアンデッド(J)